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    soseki1_1

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    soseki1_1

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    童貞を殺す服を着せたまま、淫魔🔮の胸を愛撫する大佐🤕
    (淫魔パロ傭占/♡喘ぎ)

    「いい子だ、イライ」
     ちゃんとわかっている。そう言うように、ナワーブは睦言を囁く。そして唇から離れたその口を胸部へと辿り着かせる。白肌を晒す穴から免れ、ニット素材の下で暖まる胸の頂を、ナワーブはそのままにしておいた。穴をずらし、些か無理矢理にその粒を晒すことはせず、ニットの上へと唇を宛がう。布越しに唇を押し付けることを幾らか繰り返す。先程よりも焦れったい愛撫に、イライは寂しがり屋な唇を薄く開いては閉じさせて、切なそうに眉尻を下げる。その様を視線だけで見て取りながら、ナワーブは衣服へと唇を押し当てた。この生地が見た目より随分薄いことは、手を潜り込ませて、そして幾らかキスをして確かめた。ならばナワーブが目論みは正しく果たせるはずだ。
    「っ、ぁ♡ァ♡っ、んぅ、…!♡」
     押し当てた唇の下には、愛されたがる胸の頂がある。それは存外薄い布越しに把握していた。ナワーブは唇を押し当てたまま薄く開き、舌を出す。そしてねっとりと舐め上げる。ニットのざらりとした不快な感触が舌背を撫でる。けれど、それを繰り返していく内、薄い生地が唾液で塗れ、少なからず肌に張り付く。そして、その下にある愛らしい粒が、濡れた布地をつんと押し上げる。
    「ぁ……っ♡ぁ、ぅ…♡…っ♡は…ぁぁ…♡」
     よく見つめていなければ解らない……しかし見つめていれば解る程度に自信を主張する胸の粒を、ナワーブは服越しに愛で続ける。舐り、唇で食んで、時に歯で噛み付く。存外薄いとはいえ、ニット素材の服越しだ。酷くもどかしいのだろう。イライは僅かに身じろぎ、胸を突き出すようにくねらせて、ついには枕を掴んでいた手を離してナワーブの頭部へとやった。ひとつに結えられた髪をそろりと解き、撫で付けるように……それよりは随分と余裕なく髪に指を潜らせて、指先で頸を掻く。髪越しとはいえ、細指に急所を触れられている感覚に背筋をぞわぞわと…存外心地よく粟立たせながら、ナワーブはそれでも口を止めなかった。
    「なわ、ぶ……っ♡ぁ…ぁ…っ♡…っ♡くす、ぐ…っ、たぃ…♡」
    「ん……ああ、悪いことをした」
    「ァっ♡♡っ、ぁ♡ぁぁ…っ♡」
     イライが零した言葉が、本心の全てを伝えていないとは、ナワーブは無論理解していた。けれど自身に縋るような指先が、その声が愛らしくてならず、ナワーブは口を離すと、布越しのままの頂を指先で掻く。くにくにくに…♡と、布の摩擦でほんの少し強く擦られる快感に、イライは堪らなそうに、そして切なげな顔をして声を上げた。いっそ泣きたそうな目がナワーブへと注がれる。
    「ちが、ぁ…♡ちがう、の…♡っ…♡おっぱい、ちょく、せつ…っ♡」
    「……そうしたいのは山々なんだがな」
     ナワーブは言いながら、爪先で乳首を捉え、くにぃ…♡と押し潰すようにしながら、ゆっくりと捏ね回してやる。先ほどより強いものの望んだ苛烈さには及ばない快楽に、そして渇望が叶う気配に、イライはいっとう堪らなそうな声をあげる。ナワーブは少し顔を上げて、注がれる瞳と目を合わせた。愛おしい美しい目を前に碧眼を細めて、思う。縋るような眼差しを見ると、ほんの少しだけ悪戯がしたくなるのだ。
    「折角用意した服だ。脱がせるのは勿体無いだろう」
    「そんな、ぁ…っ♡っ、ぁ♡ぁー…♡♡」
     青い瞳は揺らめいて、視線だけでも十分に乞い強請う。そのいじましく、愛おしい様を、ナワーブはじっと見つめていた。
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    soseki1_1

    PROGRESS大佐🤕と喧嘩して家出した🔮を匿う副官🧲2
    /現パロ大占傭占
    「ああ、いるよ」
     携帯電話から届く声が誰なのかは判別がつかない。ただキャンベルさんの口ぶりと目線で彼だと解った。彼は眇めたような流し目で僕を見た。
    「僕の家に居る」
     裏切られたと思った。立ち尽くした足が後ろにたたらを踏んで、この家から逃げようとする。だけど裏切られたという衝撃が体の動きを固くしていた。そのうちに、彼は言った。
    「なんで? あげないよ。送り届けてなんてやらない」
     踵を返して走り出そうとした足が止まる。息を止めたままキャンベルさんを見ると、彼はもう僕の方を見てはいなかった。ただ、唇を歪めて厭に微笑んでいた。
    「飽きたんだろ?貰ってあげるよ。常々美味しいんだって聞いてたし」
     怒鳴られてる。とは、漏れ出る音で解った。そういう空気の振動があった。それに構うことなく、キャンベルさんは鬱陶しそうに電話を耳から離すと、液晶に指を滑らせて電話を切った。四方形のそれをソファに投げて息を吐く。僕の、何とも言い難い視線に気付いたのだろう。彼はもう一度目線だけで僕を見た。それが問い掛けの代わりの視線だと解ったから、逃げ出すより前に口を開いた。
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    soseki1_1

    PROGRESS求愛してる白鷹とそれに気づかない夜行梟/鷹梟/傭占
     そもそもの始まりは食事からだった。と、夜行梟は呟き始める。狩りのやり方を教えた頃から、やたらと獲物を取ってきたがると思っていたのだ。覚えたての狩りが楽しいのだろうと微笑ましく思えていたのは一、二年ほどで、そのうちどこからか料理を覚えて振舞うようになった。あれはそういうことだったのだ。給餌だ。求愛行動のひとつだったという訳だ。夜行梟はその真意に全く気付かず、私の料理美味しくなかったかな、悪いことしたな、なんてひとり反省していた。
     夜行梟の誕生日に三段の素晴らしいケーキが出された辺りから、つまりは今年のハロウィーンを終えた辺りから、いとし子は本領を発揮し始めた。まず、夜行梟の寝台に潜り込んだ。今思えばこのときに気付いてもよかった。よかったのに、夜行梟は布団の隙間を縫うように身を潜らせたいとし子に「怖い夢をみたのかい?」なんて昔と同じように声を掛けた。もうとっくに子供じゃなくなっていた白鷹は、このときは未だ我慢していた。「そんなものだ」とだけ言って隣に潜り込み、足を絡ませて寝た。今思い返すと完全に求愛だった。鷹族の習性だ。鳥型の鷹は空中で足を絡め合い、互いの愛情を深めるのだ。鷹族の遠い親戚からきちんと聞き及んだ話だった。のに、思い当たらなかった。まだ甘えん坊さんだな、なんて嬉しく思っていた。
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