对象《对象》


工作日，早上九点过十五分。
这个点刚过了电梯拥挤的高峰期，妖狐走进公司总部大楼首层的电梯时只看到里面站着一个怀抱文件的小美女。
小美女手中的文件堆起来有半米高，层层叠叠地盖住她半张脸，最顶上一份正摇摇欲坠，恰在妖狐跨进电梯门时突然滑了下来。她腾不开手，看着滑落的文件，下意识地“哎”了一声。
“小心。”妖狐上前一步，眼疾手快地接住那份掉落的文件。他看一眼电梯按键上亮起的楼层数字，对小美女一笑：“正好我也要去行政部，我帮你分担一点。”说完伸手取走了小美女手中一半的文件，端在自己怀中，然后按下电梯关门键。
小美女松了一口气，冲这位长得过分清爽漂亮的男孩感激地一笑：“谢谢啊，帅哥。”
“不客气。”妖狐眉眼一弯，“公关部，我叫妖狐。”

おわりにぜんぶ真夏の夕方。
「うち来る？」
迷子の子猫に話しかけるような声で聡実は問いかけた。
「おっさ…お兄さん、いくつ？」
「45」
「えぇ、見えへん…」
狂児は素直に驚きの声をあげた。
「年下扱いされ続けた結果かな、いつも実年齢より若くみられんねん。結構気にしてんねんけど、一向に追い付かんな年齢に…」
「ええことやん、若いの」
「そうとも言えへん。ほんで、うちくるか？」
「あぁ、えっと…残念やけど俺男無理やねん。ごめんね」
「行くとこあんの？」
「ないねんけど、まぁどっか当たってみるわ」
「見つかるまででもええよ」
「あぁ、うん。」
「いやなら無理強いは出来へんけど」
「ちゃうねん、あんな、男のお兄さんにお礼したくても俺上手に出来へんねん。ていうか無理やねん、さっきも言うたけど。何もせん奴が家におるだけやったら邪魔やろ」