モブ花屋さん目線の話毎年夏になるとひまわりをよく買っていく音也
変装していても目立つので
それがアイドルの一十木音也だと気づいている花屋さん、今年の夏も彼は嬉しそうにひまわりを買っていく
だが今年の夏は少し違った、いつもと同じく自宅用かと思いきやラッピングをしてほしいと言われる、ああ珍しいなと思いラッピングに使う色に希望はありますかと聞くと紫と答えられる
紫のリボンでラッピングされたひまわりを彼に渡すといつもの元気な笑顔とは別の笑顔を向けられる、こっちを向いているがその笑顔は明ら別の人に想いを向けている笑顔…花屋にいるとよく見るその笑顔は恋人へのプレゼントの花を受け取る人がよくしている、特別に好きな人を想い溢れた笑顔
まあ、これだけ顔もよく何度か対応しているだけでも性格の良さがわかる爽やかな好青年、彼女の一人や二人いるだろうと彼が家とは逆の方向に去っていった後に適当な憶測を浮かべた
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