(璃月サンド)「1本勝負ね。よーい、始め!」
空の掛け声がかかると同時に武器がぶつかり合う。
「……っ」
「……ハァッ!」
水元素を纏った弓矢と頑丈な岩柱が激しく衝突して弾ける。
「っ、ハハッ!先生の本気なんて初めてみたよ」
「公子殿には負けてられないからな」
互いに一言ずつ交わすとよりいっそう闘いは激化していった。
…なぜこのようになったのか。その原因はとある日の夜のことである。
「…っは、んう、あっ♡」
「可愛いね、空♡」
「そん、なこと…ひあっ、」
「そうだな、とても愛らしい。」
テイワットで旅をしている空は往生堂の客卿である鍾離とファデュイ執行官の1人、タルタリヤと付き合っている。なぜ3人交際にたとりついたのかはまたの機会に話すとしよう。
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