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    ImmortalWindil

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    ヒムメルの話。何でも受け入れられる人向け。ポプマ成立世界線です。生まれて初めてポプマかきました。
    似たようなお話は既にあると思いますが、課題曲かなと思いました。

    【追記】言葉足らずで上手く表現できてない気がするので、しぶに移植する時に手直しします。

    #ヒムメル

    お話しヒムくん(仮) あるところに銀色の大きな男の子がいました。
     彼の名前はヒムくん。人間ではありませんが、人間の女の子のメルルちゃんとお付き合いをしています。
     人間ではないヒムくんは、どうしたらメルルちゃんともっと仲良くなれるのか、いつも一生懸命考えていました。


     ある日ヒムくんは、友達のポップくんとマァムちゃんに会いました。二人は仲良くお付き合いをしています。
    (そうだ、この二人を参考にしたら良いにちがいない!)
     ヒムくんは早速二人を観察することにしました。

     ポップくんとマァムちゃんは、しばらくの間笑いながら楽しくヒムくんとお話しをしました。
     すると、急にポップくんがマァムちゃんにいじわるなことを言い出したのです。
    「おめー、少し太ったんじゃねーの?」
     マァムちゃんは怒って、ポップくんを地面にめり込むくらいの力で叩きました。
     いじわるを言ったのはポップくんの方なのに、ポップくんは腹を立ててマァムちゃんに文句を言いました。
     そしてそのまま言い合いの喧嘩になり、お互いプイと違う方を向いてしまいました。
     しかし一呼吸おくと「そういえばね」と、何事もなかったようにマァムちゃんが話し出し、ポップくんも何事もなかったように話に応じ、再び仲良くお話しを始めたのです。

     二人のやりとりはヒムくんには少し難しく、よく分かりませんでしたが、仲の良い人間の男女はこういうやりとりをするものなんだなと思いました。


     次の日、ヒムくんはメルルちゃんに会いました。メルルちゃんはいつもどおりニコニコしています。ヒムくんに会えたことがとても嬉しいようです。

     ヒムくんは他愛のない話を少しした後、昨日のポップくんの真似をしてみました。
    「なあメルル、おまえさん少し太ったんじゃねーか?」
     ヒムくんは、メルルちゃんがどんな反応をするのか、ワクワクしながら様子を見ました。しかしメルルちゃんはマァムちゃんのように怒ったりはせず、笑顔のまま固まっていました。
    (おかしいぞ?何か間違えたか?)
     そう思ったヒムくんは、昨日ポップくんがマァムちゃんに言った言葉を、次々と投げかけてみました。たくさん言えば、どれかしら正解するのではないかと思ったからです。
     しかし、どんな言葉を投げかけてみても、メルルちゃんは笑顔で黙ったまま俯いています。
    よく見ると、肩が震えて目に涙が溜まっているではありませんか。
    (しまった!酷い言葉を言いすぎた!)
     そう思ったヒムくんは、メルルちゃんに「酷い言葉をたくさん言ってすまねえ」と謝りました。
     しかしメルルちゃんは「違うんです…違うんです…少し、思い出してしまって…」とだけ言うと、それ以上何も言ってはくれませんでした。

     そしてメルルちゃんは一つ深呼吸をすると「そういえば…」と、何事もなかったように、話し出しました。

    (人間てぇのは難しいな。でも、これからもずっと一緒にいたら、オレにも泣いてる理由が分かるようになるかもしれねぇな)

     ヒムくんは、もっとたくさんいろんな話をメルルちゃんとしたいなと思いました。


    おしまい
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    ImmortalWindil

    PROGRESS「どうやって伝えよう」と対になる、似たような状況だけれども全く別の世界線のお話です。
    ヒュンケルとエイミの話。カップリング記載なくても構わない人向け。

    WEBイベント「お花に夢中!2」公開作品
    https://pictsquare.net/4g1gw20b5ptpi85w5fmm3rsw729ifyn2
    「こうやって伝えたら?(仮)」下書きの一部公開(終戦後、ヒュンケルはパプニカでエイミの看病の元回復に努めている。
    彼の元には連日仲間たちが見舞いに訪れる。ある夜のこと……)


    歯磨きやトイレの介助を手伝い、寝床を整え、ヒュンケルくんをベッドに寝かせるエイミちゃん。
    いつものように、おやすみを伝えて部屋を出て行こうとしたとき…
    「エイミ、オレには好きな人がいるんだ」
    なんの前触れもなく、突然ヒュンケルくんは言いました。
    「その…オレは今まで誰かをこんな風に好きになったことがなくて…どうやって気持ちを伝えたら良いのかと…」
    「…相手は誰なの…?」
    相手が誰なのかによって伝え方は変わってきます。
    「その人は、毎朝一番に会う……」
    毎朝一番にヒュンケルくんに会いに来る存在、それは、毎日ヒュンケルくんの朝食の時間にやって来て、持参した朝食を一緒に食べているラーハルトくんに違いありません。
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