愛されたいのはきみにだけ⚠付き合ったあとの時空。
男の人って、感覚おかしい人多いなって、たまに思う。
「俺、神崎のこと好きだわって最近思ったんだよね」
彼女と婚約したばかりだと通話で嬉しそうに報告していた目の前の男性はその指輪のついた左手をハンドルの上で煌めかせながら、私に向かって愛の告白をしてきた。赤信号が憎たらしく輝く。まだ1回しかリアルで会ってない、てかそれも大人数での顔合わせだったのに。ゲーマー仲間だからと信用して努めて普通に振舞ってたのが馬鹿馬鹿しい。絶望感からがっくりと肩が落ちた。
「……結婚する予定は?」
「あいつとはちゃんと別れる。てかレス気味だったし、あいつも俺の事好きって気持ち薄れてきてるなって感じてたから」
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