エプロン何やらいい匂いがしてきて俺は目が覚めた。
朝の6時。
そろそろ起きないといけないな…。
今日はナタルが朝食を作る番だ。
一緒に住み始めた当時は料理が苦手だったナタルも、今ではトーストやハムエッグを焦がさず作れるようになった。
もう少しだけ、と、ベッドの中でまどろむ慌ただしさの前の至福の時間。
「バン!」
「おい、起きろ!もう7時だぞ」
ナタルがドアを蹴破る勢いで入ってきた。
「ふえ?」
どうやら俺は寝てしまっていたらしい。
眠い目をこすり起き上がるとふとナタルか身につけているエプロンに目がいった。
見たことないピンクのエプロン。
買ったのかな?
ふと見ると
「Du bist heute auch süß!」ー今日も可愛いぞー
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