「なるほどなぁ…ホムガーの爆発は出産、かぁ。本部からの資料に無かったが、これはかなりの重要案件だぞ。」
「命を繋ぐというのは大切だが、人里でやられちゃたまらんよな…。ま、次がいつになるかわからんが、今後防衛隊の監視対象になるだろ。」
なんだかんだで恒例となった特機団長らのSKIP訪問情報交換会、何度目かのその日、SKIP星元市分所でユウマのまとめた資料を手に難しい顔を見合わせたのは、防衛隊特殊機動団長のヒルマゲントと、その副官であるカミオジンだ。
「ホムガーの出産周期ですが、過去のホムガー伝説を徹底的に調べたところ、おそらく数百年のスパンになるかと。」
「数百年!?...なるほどな、道理で防衛隊の記録には無いワケだ。」
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