忍ミュ4弾のその後的な「はい、これで大丈夫」
「お!サンキューな」
「あ、小平太、」
「うん?」
「心配させたんだから、ちゃんと長次には謝ってあげてね」
「それはそうだな。私達は同室で入れ替わっていたからいいが··いや良くはないが、長次は同室が入れ替わり、それを分かった上で知らないふりをしなければならなかったのだからな。しかもお前の生死もわからない状態で、だ」
「それに、本当に心配してたから」
「··········おう」
「長次」
「·········」
背を向けて本を読んでいて表情がわからない
「怒っているのか」
「··········」
「··············
怒っていた···········」
背中に感じるいつも通りの気配。ただ、それだけ。それだけなのになんと安心することか
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