忍ミュ4弾のその後的な「はい、これで大丈夫」
「お!サンキューな」
「あ、小平太、」
「うん?」
「心配させたんだから、ちゃんと長次には謝ってあげてね」
「それはそうだな。私達は同室で入れ替わっていたからいいが··いや良くはないが、長次は同室が入れ替わり、それを分かった上で知らないふりをしなければならなかったのだからな。しかもお前の生死もわからない状態で、だ」
「それに、本当に心配してたから」
「··········おう」
「長次」
「·········」
背を向けて本を読んでいて表情がわからない
「怒っているのか」
「··········」
「··············
怒っていた···········」
背中に感じるいつも通りの気配。ただ、それだけ。それだけなのになんと安心することか
「だが、帰ってきた。だから、いい。」
「······長次、······すまなかったな」
「·········謝られるような事はされていない」
「布団がおじさん臭い」
「ドクタケが使っていたからな」
「明日洗おう」
「····もそ」
「というわけなので、私は今、布団が無いのだ」
じーっ
「················」
「·····················」
「私の布団を使うか······私はこのまま本を」
「よし、一緒に寝よう」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
一人用の布団ゆえ、多少密着しないと2人は入らない。長次は枕も渡そうとしたが「私は別に無くても大丈夫だ」とか言われた。
「こういうのも懐かしいなぁ」
「·····もそ」
「一年の時以来か」
「·····もそ」
「あの頃はお前がよく私の布団に入ってきてたんだよなぁ」
「·····もそ····小平太は···暖かい」
「今も来ても良いんだぞ」
「·····もそ·····だが···
···小平太は···寝相が悪いから·····寝る時は暖かいが···朝には掛け布団が無くなっていて···風邪を引いて·····やめた」
「なはははそうだったそうだった」
「······今は···たまに何かと戦っていて·····危ない」
「そうかじゃあ今日は気を付けるとしよう」
「···············ん」
コクンと頷いたのは気配で分かった。そのまま穏やかな寝息が聞こえる
緊張の糸が切れたのだろう。考えてみれば、数日分かった上で敵と過ごさねばならなかったのだ。それも同室で。
「··········おやすみ、長次」
その頃のい組
「おっさん臭い····池にでも行くかなぁ··。だが今日ぐらいはキチンと布団で寝るようにと伊作が口酸っぱくしてたからなぁ··」
「なんでたかだか数日でこんなデカいシミが出来るんだっ······💢💢」
で、結局(お薬臭くて寝れなかった食満留よろしく)は組に行くもんじと綾部のところへ行く仙蔵なのであった。とか思ったんだけど、11弾コメのせいでもんじ三木ヱ門の所行って欲しい感出てきてる
長次、普段は綺麗な姿勢の仰向け寝だけど今日ばかりはこへの方向いて微妙に半胎児型とかで寝てうっすら甘えてて欲しい