Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    マリン

    なんか適当に載せる

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 8

    マリン

    ☆quiet follow

    The Endの❤️がクローン(の生き残り)説で何もしてないし知らない❤️(本物)が可哀想な話の書きかけ
    下手&捏造とか色々あり

    倍返し「ふぁ〜……たまにはこうやって散歩すんのも悪くねぇな…」

    欠伸をしたトードは一人街中でそう呟いた。だがただ歩くのにも飽きてきたのか何か面白いことはないかと考え始める。

    「……ん?」

    暇つぶしになりそうなことはないかと考えながらしばらく歩いていると前方から見覚えのある、いや、見覚えしかない賑やかな3人組がこちらに歩いてきていた。

    「よぉお前ら」
    「!」

    それは明らかにトードの古くからの親友達だった。それがわかった途端数年程会っていなかったからか懐かしさが込み上げ、気づいた時には話しかけていた。離れていても自分達は親友だと、そう信じて疑わなかった。だから、トムはともかくエッドやマットは以前と同じように明るく何かしら反応を返してくれると思っていたのだ。

    「…………」
    「……は、おい、なんでなんも言わねぇんだよ、なんで顔逸らすんだよ、おい?」

    返ってきた反応はトードが思っていたものと全くの真逆で、無視だけならともかく、いやこの二人に限っては無視でも充分おかしいのだが、まるで嫌いだと言うように顔を逸らされた。

    何かがおかしい。

    予想外の出来事に動揺しつつもまだ一言も発さずに黙っているトムに二人の異変を聞いてみることにした。

    「な、なぁトム、コイツらなんでこんな─」
    「失せろ」
    「は、……」

    話を遮り発せられた低音、顔も見たくないと言うような明らかな嫌悪の顔。それらを見て聞いて少しショックを受けた。トムは以前と言葉遣いは変わらないものの雰囲気が全く違う。トムは口では嫌いだと言いつつも好いてくれていたのは分かっていた、だが今は本当の嫌悪、憎悪を向けられている。自分がいない間に何がこの友人達をここまで変えてしまったのか、全く見当もつかなかった。

    「ト──」
    「失せろっつってんだよ」

    以前のギャーギャーとしたうるさくて子供のような怒声とは違う静かで低い怒りの声にトードは思わず怯んでしまい、何があったのか聞く暇もなく言われた通りに去ることしか出来なかった。
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    😍💕💖
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    recommended works