最終回後再会した遊作とAiが謝罪行脚な会話SS「でもさあ、現実に戻るっても俺あっちでやらかしてるし……」
「そうだな。これからデンシティで暮らすにしろ、出て行くにしろ、まずは皆に謝って筋を通してからだな」
「で、ですよね~。……謝って許して貰えるとは到底思えねーけどなぁ……」
遊作とAi、事情をざっくり説明して謝罪行脚
「Aiのやった事はひどいが、俺だって仁のためなら同じ事をしただろうからな……許すとか許さないとかじゃないさ。とにかく、無事に戻って来てくれて良かった。お帰り二人共」
「そうか……そんな事情があったとは。君が葵まで傷つけた事は許せないが、プレイメーカーには何度も助けられれいるからな。彼の願いなら君の処遇に口を挟むつもりはない。それに、私も葵がそんな運命にあったなら、何をしてでも抗っただろう……気持ちは分かる」
「この3ヶ月、どこに姿を消していたかと思えばイグニスを復活させていたとは……呆れた愚かさだな藤木遊作。そしてAi、随分と不合理な真似をしたものだ。だが、間違った事だとしても、罪深いとしても、愛しい者の生存を自分の存在を捧げてまで願ってしまうのは分かる。私ももし父が」
「え、ちょっと、何なの皆そんなあっさり許していいの?
ていうか全員思考が俺寄りで理解あるとか正直引くんだけど!ねえ、遊作!こいつらマジヤベーよ愛が重すぎるよ」
「Ai、お前が言うな」