屈強な男たちにタンゴ踊らせてみた。【月島基】
三十半ば。無愛想だが親しい者には饒舌。
見た目に似合わぬ人情家。公園のベンチに座っていると猫が寄ってくるし、おばあちゃんにもモテる。
今の職業らアルゼンチンタンゴ教室のアシスタント。
若い頃は劇団に所属しており、下北に住んでいた。
劇団が解散し困っていた時にアルバイト先のホテルで出会った鶴見にナンパ?され、アルゼンチンタンゴ教室に通う。筋トレ馬鹿で、服のサイズがいつも迷子になる。なぜか絶品の鶏ハムの作り方を知っている。
テーマ曲はピアソラ「螺鈿協奏曲 レント・メランコリコ」。地味な出だしの長い曲だが、途中からの美しい転調がとても月島(?)っぽい。
【鶴見篤四郎】
不惑の四十路。ナイスミドル。男女からめっぽうモテる。モテるが今作では特定の相手を持たない。
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