・魔神任務/間章通過済み
・妄想と幻覚と希望の地獄煮込み
・自分の覚書であり解釈であるので、解釈違い起こしそうな人は閲覧非推奨
※適時更新する予定、更新した時は下部へ付け足す形式
【今の"放浪者"は結局散兵・スカラマシュであるか否か】
=自解釈において)放浪者は散兵(スカラマシュ)であり、傾奇者(国崩)である。
・散兵(スカラマシュ)/傾奇者(国崩)、これらは全て称号ないしは役名である
→元より、彼には名前すら与えられていなかった
・「過去を変えることは出来ず、自らも消すことはできない」
・「伽藍」のシナリオで彼に起こった事象は、自らの「新生」とも言える
・記憶が同等である彼は、前生から地続きの存在と考えるほうが自然に感じた
ただし、彼自体は超厳密に言えば散兵(スカラマシュ)とは別個体
オリジナルを消すと同時にコピー体を作った場合、それが元と同じものかと言えるのか?という問題と同じとも言える
けれどもそれを否とするならば、彼は散兵でも傾奇者でもない、「散兵が新生して放浪者となった」という事実を被った"誰か"になってしまう
・「自らが悪であると定義するなら、過去の彼らと「自分」は同一」
→クラクサナリデビの答
「あれらがあなたであると認めるなら、あなたは悪である」
・「逃れられぬ罪こそ、自分が「自分」となるきっかけ」
自らの悪を取り戻すことは、過去の「自分」を取り戻すこと
であるならば、今の彼は前生の彼、他生の彼、あるいは
"まっさらな放浪者"も含めた、"自己の融合体"なのでは
丁寧な口調の放浪者も
まっさらな傾奇者も
根が真面目なのが隠しきれていない散兵も、
皆、今の"放浪者"に内包されていて
決して消えてなどいないのだと。
(私は勝手に思ってます)
価値なきものは残されない。
そんな結末は受け入れられない。
こんなところでは終われない。
そうあがいて未来を掴んだ散兵の想いを汲むのであれば、
個体別として個々を見るのではなく、
同一存在として見ることが妥当といえる(自分の中では)
(個体が分かれちゃった系シチュは別として)
シナリオが複雑なので難しいなと思うところだけど
結局のところ伽藍のシナリオを踏まえた放浪者に関しては
「一時的に記憶喪失になった散兵」が
「憑き物が落ちてスッキリした(=達観した落ち着いた雰囲気に)」。
「今までの称号とか博士関係してるのに使えるわけないだろ」、
「だから放浪者って名乗るけど、君が名付けてくれるなら名付けてよ」。
といった具合かな、と(自分の噛み砕いた感想としては)
彼自身が「人は過去の蓄積によって作られる」と言っていたので
このシナリオで赤子から大人まで一気に成長したのかな、
なんて思いました。
(言葉にするとちょっとチープになっちゃうけど…)
彼が自分自身を消すに至ったのは、
決して「その罪から逃れるためではなかった」ことも大切かなと(自解釈)
「遠い昔に失った大切な人を取り戻したかった」
「自らによって今日まで続く怨嗟を背負ってしまった人に対する償い」
が根底であり、罪から逃れるというよりも
「これ以上何かを信じて期待して失うのが怖かった」
と捉えるほうが合っているのかな、とも思います。
だけど、それでいて悪を行うことに躊躇はなかった。
彼の性質上善性も悪性もどちらも内在しており、
その心次第で
もっと複雑な過去や感情についての描写があるけど
今回のシナリオでの1番の要は、
「放浪者(散兵)が、己の過去の真実を知ること」
という点かなと思います。
本人も「僕が何かを変えることができなかったとしても
君のおかげで多くの真実を知ることができた」と言っているし。
→自己解釈においては放浪者=散兵(スカラマシュ)=傾奇者(国崩)を下地にしつつ、
彼の前生や他生については「過去」という扱いにします(暫定は)(まだ手探り)
言いたかったことがまだあった気がするけど吹っ飛んでしまった
また何かあれば追記
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