旅するプロレスラー01旅するプロレスラー　第1話　始まり

俺の名前は林　学(はやし　がく) 今年高校を卒業し旅するフリープロレスラーになった　夢だったプロレスラーと旅が出来るのが俺にとっては良かった事である　高校時代学生プロレスに出て身体を鍛えかなりの筋肉質な身体になったと思う　185cm、80kg まだまだ大きいとは言えないがプロレス好きであるのは他の誰にも負けない自負がある　貯めた貯金とファイトマネーでテントでキャンプをしながら各地を廻っている　これはそんな旅レスラーである俺の話だ

今日は規模の小さい団体に試合をする為に来た
相手は俺と同じくらいだろうか　180cm、80kg 俺とさほど変わらない体格だ
相手選手も中々だが俺も負けてはいない
カーン　試合開始のゴングが鳴る

相手選手はエルボーから仕掛ける　俺はそれを受ける　プロレスは相手の攻撃を受けてなんぼの世界だ　何発か受けた後俺は渾身のミドルキックを放つ　相手選手は脇腹にモロに受け腹を押さえている　相手選手はビックリしている様だ　まぁ痛くは無いが相手のエルボーはさほどダメージは無い　俺は何発かのミドルキックを相手に放つ　相手選手は仰け反り距離を取ろうとするが俺は相手の顔面目掛けてハイキックを叩き込む　相手は鼻血を出しフラフラになり倒れる　それで終わりでは無いのがプロレスだ
俺は倒れた相手選手の腕を取り腕拉ぎ逆十字固めに極める　腕のロックをすかさず解き完璧に相手選手の腕は伸びきっている　だがロープが近すぎたのか相手選手は何とかロープに手を掛けた　俺は腕拉ぎを解く　相手選手は虫の息だろう　俺は相手選手を立たせ背後に廻って相手選手の腰に手を掛ける　俺は得意技でありフィニッシュホールドであるジャーマンスープレックスホールドで相手選手を投げる　いや落とした　相手選手はガードが出来ずに泡を吹いている　どうやら気絶している様だ　完璧に決まったジャーマンスープレックスは3カウントが数えられ俺の完璧な勝利で終わる　レフェリーに勝ち名乗りを受け俺は観客にアピールする
遠く俺を見つめる瞳がある大人気など知るよしも無い事では有るのだが

続

あとがき
プロレス小説始めました　不定期では有りますが宜しくお願いします　それでは

プロフィール
名前　林　学(はやし　がく)
年齢　18歳
誕生日　8月1日(獅子座)
身長:体重　185cm、80kg
血液型　O型
家族　父、母
旅するプロレスラー　団体に所属していないフリーレスラーである　高校時代学生プロレスを経験しており同年代では無類の強さである
ヘビーフェイスでありバランスの取れたプロレススタイルが特徴である　得意技はジャーマンスープレックス、腕拉ぎ逆十字固め
次回予告
学に挑戦状を叩きつける男がいた　将来ライバルになる若者の初めての邂逅の話