沖山会話文「沖田さんのそれって何ですか?癖?」
「何って何がでさァ」
「その口調」
「あ、もしかしたら聞きすぎて移っちまったのかも知れねぇ」
「あー、憧れの人が居たとかですか?」
「落語」
「落語?!聞くの?!沖田さん落語聞くの?!」
「何でェ、俺が落語聞いてたらおかしいって言いてぇのかィ」
「いやいやいや、滅相もないです。すみません」
「山崎はこっそりアイドルとか聴いてんだろィ。分かってやすぜ。あの語尾やべぇやつ」
「こっそりって!いや、普通に?コミュニケーションの一つとして的な?そんなですよ。ファンとかじゃないですよ全然」
「へーへーへー」
「………………」
「………………」
「すみません聴いてます」
「何も言って無いのに何謝ってんで?」
「顔が怖くて…」
「イケメンだろィ」
「イケメンですね」
「………」
「そんな照れないで下さイダァァァァァァァアアアーーー!! イヤァァァァ!! 耳がァァァ!! 俺の耳が本体とサヨナラしちゃうからァァァァ」