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    kannagi1202

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    kannagi1202

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    ローレンス君をお借りして 小説を書かせて頂きました!!全体的に 真っ暗です!! 嫌な方は見ないことをおすすめします、 誤字脱字や キャラ崩壊や口調が違うなどあると思いますが、 暖かい目で見てください……

    【貴方には隠せない、】「どうしたノ レティがそんな顔するなんて、」
    いつものように 雑談を ローレンスと交わす。

    この時間が 毎日楽しくて、 けど 辛くて、 もう1日が終わって 私の家 (仮)に 帰らなくちゃいけない。 それが辛い、 友達と話していたい けど ……


    ーーーー



    私は 今、海が好きだ。 陸で暮らすよりも 海で暮らしたい ぼーっと 海でぷかぷかと浮いて 、海藻や サンゴ礁 沢山の海の生き物を見ているだけで 1日を使い切ってしまうほど、

    「ローさん 帰られてしまうのですよね  明日も 私は お待ちしてます 貴方と話すのは楽しいので ✨」

    レティは満面の笑みをし、 ローレンスの方を見た 。

    「……じゃあ ローさん また 明日 ……けど 私 、 今日は ……。」

    そしてまた 泳ぐのが好きだ。

    「ずっとこのまま 海の 中で……、」

    ー沈んでいたいですー

    そう独り言を呟き 崖から海へ 落ちて行った
    なぜ落ちたのか、 それは 自分にはよく分からなくて、 ただ 【疲れてしまったから】



    ローレンスは何か言っていたが、 レティには 潮の波の音しか 聞こえていなかった。

    ーーー


    海が好き、 泳ぐのが好き

    それには理由がある 、

    ー少々昔話に付き合ってくれたまえー


    私が小さな頃 湖……とは言えない程の 少し大きな水溜まりがあった

    ちょうどまだ 出来ていた時に レティと母は 散歩の帰りに湖に寄った

    湖の存在に気づいたレティは 母を焦らせ 湖の周辺へ 向かった。

    水が 貴重に扱われるこの国


    もし この水溜まりが貴族に 見つかってしまったら 、 あっという間に この水は 使い果たされてしまうだろう。 だって 水の使い方が悪いから 節約が出来ないから

    「お母さん 、 私 ここで水遊びがしたい、駄目……?」

    まだ能力が芽生えていないレティの表情からは 不安 けど 水遊びがしたい 子供らしくない ハッキリ物事を言えない、

    言ったら 母は 怒るだろう と 思っている。

    「しょうがないわね、 ……待っててあげるから 遊んできなさい。」

    しぶしぶ 許可を出し、はぁ とため息を つき 湖よりも少し離れた 日影へと向かって行った

    遊ぶ、 とは 言っても どうしたものかと 迷ったが、レティは 湖に 飛び込んだ

    生憎 今日は 泳ぎやすい服だったもので、

    「……? 」

    潜って見たら 幻想的な姿がレティの目の前に広がった 見えるものが全て、 輝いて見えて。 小さいキラキラした石 小さな貝殻 湖に こんな物が ……なんて思っているうちに
    いきがつづかなくなって……き……

    「ぷはッ ……息止める練習しなくちゃ……」

    この事をきっかけに 水が好きになった

    「そろそろ行くわよ、」

    「はーい ……」

    ーー

    この後の事はどうなったのだろうか 煙がかかって思い出せない

    ーー

    水が好きになって 、 そしたら 水を扱える 能力に目覚めた。 【手から水を沢山出すことが出来る】 この能力が生まれたことを母に言い、 この能力は隠そう と二人で決めた。


    しかし 水辺で遊んでいると 1人の貴族がレティに取っ付きかかって来た

    「こんな水辺 もうすぐ無くなってしまうのだから 、 小さい子はもっと陸を駆け巡っていた方が可愛らしい。」

    ケロッとした顔で貴族がレティを少し睨みつけるように 言って来た

    この貴族も 水の無駄使いをするのだろうと 察したレティは こんな質問を問いかける。

    「何で貴族達は水を無くしていくの? 私は 水で遊びたいのに遊べなくなっちゃうよ ……」

    それを言ったら 貴族はレティを殴った。
    本心を言ったまでなのに、 子供の素朴な疑問であった

    「死にたくない……いやだ ……」
    とふと思ってしまい 水の壁を貴族の前に作ってしまった。

    「これはまた 、 この国の救世主が現れた。 」
    にこやかな笑顔でレティを見つめる

    「いや……ちが……これは……、」

    涙目になりながら話を続ける

    水辺は家から近く、時間になってもレティが帰ってこない 。 心配になり母が駆けつけたのだった

    「もうレティったら 遅いじゃないのよ  水辺で遊ぶのもいい加減に……」

    「おやまぁ この子の親ですか 、」

    レティの首を持ち上げ母の前に見せる

    「貴方の子供は 貴族の私に無礼な発言を致した。 しかし 私は許してやろう この娘を 貴族 いや ……国に売ってくれ 」

    堂々と偉そうな姿で レティの首を強く押す、

    「……ッは ……ふゅーッ……」

    もう遊び疲れて心身共に疲れてしまった体には もう折れてしまいそうである

    「貴方には大金をあげましょう 一生暮らせる だけの、 そして この娘を私に売ってくれ 売らないと 今殺すがな 。」


    潮の波の匂いがツンと した。





    ーー

    そうだ。 お母さんに売り飛ばされて 国の奴隷にされて 「笑え 、周りに気持ち悪がられる 」と 貴族にずっと言われてきた。

    ーー
    笑わなきゃ…… 泣くのは 自分以外のことにしよう 。怒らないでいよう 怒らなくても 笑えば何とかなってしまうから。



    笑えば 周りは 明るくなって、



    私も うれしく なって……、





    笑え、


    何で笑ってるんだっけ

    ーー

    「無理して笑わなくても、レティの 好きだ ニ やれば イイんじゃないの ?」

    ーー

    そっか ……私 笑うのに疲れてたんだ。

    ーー

    煙が 晴れてゆく、 視界も ハッキリとしてきた

    私は 今 浜辺に 倒れている状況らしい。

    体感で 20分程の記憶が無い。

    「私 どうしたんですっけ…… ほぎゃッ? ローさん ? 息してますか?」

    隣でぜぇぜぇ息を整えている ローレンスが居る しかも びしょ濡れだ

    「もしかして ローさん遂に泳げるようになったんですか……??」

    まじまじとローレンスを見つめる
    お姉ちゃんは嬉しいぞー と言いそうなにこやかな顔で、

    「ふざけるのモ いいカゲンにして 、

    ボクが 居なかったら 今生きてナイんだからね。」

    「はへ ……??」

    ローレンスは 泣きながら 怒ったり 喜んだり レティは 頭にハテナマークを 浮かべている

    「辛いなら 言えばイイじゃん」

    泣きながら 浜辺の砂を ぎゅっと握りしめる。



    「こんな私が言っていいんですかね ……」

    苦笑いをし ローレンスを見る、 寒そうにしているし 温めてあげたいが 自分は 炎を操る事は出来ない。

    「イイんだよ 、」

    その言葉を聞いた瞬間 レティは、

    目から 溢れんばかりの 涙が出てきた。

    そうだ、 昔から 心配される事に慣れていなくて 周りの目ばかりを 気にして笑っていたんだ。

    「独りになるのが 辛い、 ローさんとも 皆と一緒にいたい。 猫かぶりしている 自分が怖い 。 もっと 遊びたい、海で行きたい けど 皆に会えない。



    あと ちゃんと ……泣きたい。」

    泣いている赤子をあやす様に、ローレンスは レティが言いたい事を全て言える迄 見守っている



    「泣き止んダ?」




    「えへへ……そうですね  バッチリ
    今日は ウチに泊まってください、 恩返しに 手作りプリンを 作ってあげますよ 」

    「え ? ホント? じゃあ 泊まる、」


    目はまだ赤いが ローレンスに心からの満面の笑みを見せた



    浜辺を 2人で歩き レティの家へと帰って行く、





    あゝ 今日でわかったよ、お母さん。

    すき って違う意味もあるんだね。








    ーー

    後日余談
    プリンを頬張って食べていたローレンスだが、 食べて終わったあと、

    レティは 初めてローレンスに 怒鳴られたのでした







    end〜…… ?
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