ただの妄想最近のマイブーム妄想、大人になってずっと独り身貫いてた木兎さんがふとした時に赤葦くんに男の相手が居るって知ってしまって愕然とする話なんだなぁ。
鬱々としたのはあんまり好みでないのでこの場合の赤葦くんは相手にそれなりな好意自体はある。向こうから告白されてびっくりはしたけどそこまで嫌いでもないし、良いかなと思って一緒になってみたけど思った通り優しいしそれなりに幸せかもしれないなーという感じの。(赤葦くん自身は女性が好き、一応)
木兎さんの方はもちろん沢山女性から告白されてきたけど、付き合ったのは赤葦くんと出会う前までで、それから先は特に彼女いらないなって漠然と思って過ごしてきた。
木兎さんも赤葦くんもお互いのこと好きだという自覚ゼロのまま大人になってしまった世界線。
木兎さんはなんの根拠もないのにただただ赤葦くんはずっと自分のこと見ててくれると思ってて、それだけで頑張れるからそれ以上特に必要ないよなって思ってたんだけど、自分が傍に居ないときに赤葦くんは自分じゃない人を一番に据えてしまっていて、そういう状況になるという発想がなかったからこそ固まってしまう。
そっか俺赤葦の一番じゃないんだ…って。
東京来たり赤葦くんが大阪来たりしてくれた時にいつも一緒にご飯行ったりして、特別離れたつもりもなかったのにいつの間にか赤葦くんの一番を逃してた。
彼女が出来てたとしても同じようにモヤ…とするんだろうけど、男でもいいならなんで俺じゃないの??ってどうしても思ってしまう。
それまで食事中に電話がかかってきてちょっとすみませんって離席することをなんとも思ってなかったのに、彼氏からの電話かなって考えてしまう自分にもモヤモヤする。
実際、彼氏だったの?って聞いたら少しだけはにかみながら「はい」って答えられて聞かなきゃよかったって死ぬほど後悔してほしい。
自分じゃない人間のためにはにかんだ赤葦くん見せられるくらいなら聞かなきゃよかった。
赤葦くんの方はそもそも自分が木兎さんの一番であることが一度もないと思っているので(後輩として大切にしてもらっている自覚はある)木兎さんはなんで誰とも付き合わないんだろうなぁと不思議に思っているだけ。
赤葦くんの一番は取られたのにそれでも会うと昔みたいに自分のこともすごく大事に大切な先輩として扱ってくれるから、諦めなきゃって思うのにどうしても諦めきれない木兎さん。
まぁそのうちジワジワとアプローチかけてって最終的には兎赤に落ち着くんだけども、そのアプローチかけてうんぬん辺りの話が全然浮かばずずっと木兎さんがモヤモヤしてるところばかり妄想してウワー可哀想……って楽しんでて本当にごめん。
モブであろうと可哀想なのは可哀想なので(最終的に赤葦くんとは別れることになるけど)割かし円満な方向で解決してくれるといいなぁ(他力本願)
嫉妬ネタが好きって言ったもののうちの一つだなこれ。
なんで俺じゃないのって思って欲しい。