正気の沙汰では無い話。───まさか、自分が抱かれる側になるとは1ミクロンだって想像していなかったのである。 様々異名を持つが どれもこれも雄である事を象徴する様な名だし…バッファロー族の特徴の1つ、立派なこのガタイも…大きな角もそして股の間に鎮座する心意気そのものが己が漢であるとの証明だった。 …だが、唇を合わせ舌を噛み合い…浮かれてゾクゾクとしだした性欲の火に炙られながら下着から取り出したそれを見てたった一言「わたしを殺す気か?」と真剣な表情をされた。 正直挿れる気満々だった。オンナ相手にする時は全て入らないのが前提で…だけど恋仲になってラブラブチュッチュする相手が此度は初の同性だと言う事で、バッファローマンはもうこれは…!と考えていた。いたのに、だ。 だあいすきな恋人、ラーメンマンが細い目を更に細めて強く言う。
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