エンジュメモ●年表
幼少期
人間の母とアカマタの間に生まれる
(アカマタとしては純血)
母はアカマタを産んだことにより
生まれ育った村を追放させられている。
〜100歳
父は子育てに積極的ではなく、
母親の死後はエンジュ一人で
過ごすことが殆どだった。
110歳
山を下りて村娘を襲ったりして生活。
その中でお気に入りの女を見つける。
彼女の死後、彼女の姿を取るように。
120〜140歳
旅館の受付嬢として働く。
140歳
エンジュの父が人里に降りて
魔法を行使するように。
里の者たちがエンジュの父を祀る
神社を建てる。
150歳
父を継ぐ必要ができたため、
金糸雀城魔法学校に入学。
「昔のことぉ?やめてよ、ミステリアスがウリだって言ってるのに」
●環境
気候
父の出身は南方の島国だが、エンジュは
日本の北関東辺りのような場所が地元。
角子とヨシュアの使い魔の烏と同じ出身。
大きな滝のある山を縄張りとしていた。
「あの滝は涼しくて過ごしやすいよ。あの山には雉もいるし、魚も多いから、食べるのに困ったことはないかも」
●アカマタについて
言い伝え
(省略)
遺伝的特徴
同種交配はなく、異種交配が前提の種族なので、ハーフでも純血として認められている。身体的特徴として、鼻が低く、目が大きく、口が大きく、ピッド器官が備わっている事が多い。他の特徴は交配された種に依存する。
上記の特徴から人間との交配時に生まれた子どもは忌み子として扱われるか、神使として扱われる。エンジュの母の場合は、山の妖に気に入られ呪われたと考えられたため、母子ともに山に贄として捧げられた。これは実質的な厄介払いであり、子育てできる人間が都合良く寄越される結果となり、不適当な対処である。
「有るように有るだけじゃない。お互いがお互いの形であることに意味も罪もないはずでしょ?追放なんてする方が憐れじゃない?って言ったらママ黙っちゃった」
●鉱石について
ヒュドライト(創作鉱物)
赤と緑が主で、やや赤の面積が多いため、ガーネット寮。
背中の背骨にあたる箇所の表皮が鉱石となっている。
構成はオパールと似ていて、反射光が虹色がかってメタリックな印象。真珠層の上に鉱石があるため、皮膚との境目は乳白色。表面は必ずドラゴンスキンで、その神秘的な見た目から神話上のヒュドラの鱗に例えられた。
●魔導具・使い魔について
魔導具は銅鏡。円系の鏡。裏面には八咫烏の装飾がしてある。毎日エンジュが丁寧に磨いている。