「…」
暗い部屋の中でベッドに横になり、腕をじっと見つめるSFBF。それを掴む右手はぐっと強く握られ、震えていた。
「SF~?」
「ッ…!?」
部屋に義理の兄であるCurseが入ってくる。咄嗟に腕を隠すSF。その様子を察していながらも、気にせずに彼に近付きベッドの端に座る。付近にはいつでも外出できるよう、彼がいつも着ているコートと武器の装着されたベルトが置いてあった。そこに装備されているはずのナイフが見当たらなかった事を、Curseはすぐに気が付いたが、いつも通りSFに接する。
「今日はどうも体調が悪いみたいだな~?腹でも壊したか?」
「…そう、だな。最近生活リズムが乱れてるからかもな。」
「なら、ちゃんと寝ないとな。」
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