20240313 「森の中の霧を抜けて」[メイン] GM : 終末紀行RPG
World's End Journey
▻HUMAN リリ
▻ROBOT サニー
[メイン] YOUR : 【開幕パート】
リードプレイヤー:YOUR
エリア:森林(荒野②)
[メイン] YOUR : 奇妙なミュータント植物が繁茂する森林。
枝の上、木々の陰、茂みの中、あらゆる場所に危険が潜んでいてもおかしくない。一刻も早く通り抜けたい。
[メイン] サニー : サニーは先陣を切ってガサガサと茂みに顔を突っ込んでいく。
嗅覚センサーで地面や木々の匂いを嗅ぎながら、時折振り返ってはリリに危険が無いことを知らせるように吠える。
「ワフ!」
森林に辿りついて数時間といったところだが、まだこれといったアクシデントには出会っていない。
先日まで旅をしていた海とは対照的に土や草木といった大地の匂いが鼻につく。
しかし、道という道もあるのかないのかわからない為、ヴィークルで進める道を選びながら進む必要がある。
[メイン] リリ : 「サニー!ちょっと待ってよ!」
草木をかき分けながら慌ててサニーについて行く。はじめは不満気にしていたが、律儀に振り返るサニーについ笑みがこぼれる。
「海の次は森か……沈む心配が無いだけマシ……なのかな」
独り言のように呟きながら、道なき道を踏みしめて行く。
[メイン] リリ : choice[食料,健康,電力,パーツ,ヴィークル,もう1回(減少量2)] (choice[食料,健康,電力,パーツ,ヴィークル,もう1回(減少量2)]) > パーツ
[メイン] リリ : 「あっ!サニー!これ……」
木の枝か何かに引っかかって取れたらしい、サニーのパーツを拾う。
「うわ、どうしよ……」
慌ててサニーの体をぺたぺた触るものの、どこのパーツかもわからない。
「う~ん、ごめん。あとでゆっくりメンテできるとこで直すからね」
サニーの頭をゆっくり撫でる。
[メイン] サニー : パーツが取れてしまったものの、ただちに影響がありそうなものでもなかった為かふんふんと鼻息(に見える排熱)を鳴らしながらリリの手に頭を刷りつける。
[メイン] サニー : 【障害シーン】
技術系A⑤:リフォーム
蔦や草木で覆われ腐りかけた木造の家を発見する。
入口を整備して少し廃材を片付けるなどすれば雨風がしのげる拠点代わりになりそうだ。
しばらく歩き続けていたこともあり、人間は疲れを認識する頃合いかもしれない。
[メイン] サニー : 拠点にできそうな家屋を見つけ、サニーはまず扉に這うツタやツルを咥えてずるずると引っ張っていく。
うまくいけば入口のドアを開けられるようになりそう。
[メイン] サニー : (3+0)B6>=5 技術判定 (3B6>=5) > 5,4,3 > 成功数1
[メイン] リリ : サニーが無事ドアを開けたのを見て、中に入る。
「ありがとサニー。……うわー、すご。秘密基地みたい。私も小さいころこういうところで遊んだりしたのかなあ……覚えてないけど」
中は瓦礫や廃材がとっ散らかっていてあちこちから草が生い茂っている。
「ささっと片付けますか」
防塵マスクを装着して作業に取り掛かった。
[メイン] リリ : (3+0)B6>=5 技術判定 (3B6>=5) > 4,4,1 > 成功数0
[メイン] リリ : 「はぁはぁ……」
作業は難航している
[メイン] リリ : (3+0)B6>=5 (3B6>=5) > 2,4,6 > 成功数1
[メイン] リリ : モチベーション消費で振り直し
[メイン] リリ : 「サニー!どう?それっぽくなったでしょ」
煤けた顔で得意げな表情をしている。
[メイン] サニー : 「わふ!」
得意げなリリにぴょこぴょこと駆け寄り、顔についた煤をぺろぺろと舐めた。
多少広くなった家屋に荷を下ろし休憩する。
[メイン] サニー : 荷を下ろしてしばらく休んだ後、少し身軽に荷物を整えて近辺の探索へ向かうことにした。
大きな荷物を下ろしたので物理的にサニーの足取りも軽い。
[メイン] サニー : 【旅情シーン】
追憶系C①:夏のロケット
草木がお生い茂る湿った薄暗い道を歩いていると突然森林が開けた場所に出る。
その眩しさに思わず見上げると、そこにはロケットの発射場が在った。
まるで巨大な墓標のようにそびえたロケットは既に朽ちており、他の星へは行けなさそうだ。
[メイン] リリ : 「ふーん、ロケットか……」
そっと触ったところから錆びた鉄がボロボロと崩れる。
「……これ以上壊れて困る人もいないか」
[メイン] リリ : 「昔の人の記録データでもあればなー……自分の記憶のヒントにでもなったかも」
朽ちたロケットの中を見ながらつぶやく。
「そういえば初めて宇宙に行ったのって犬なんだったっけ?いや、私の記憶は何もアテにならないか……」
しゃがんでサニーの頭を撫でる。
「サニーも入ってみる?」
[メイン] サニー : ふんふんと鼻をロケットに押し付けるとサニーからざらついた機械音声が聞こえる。
「巨大な金属を探知。周囲に生物反応無し。危険は検出されませんでした」
サニーはロケットを支える鉄の足場を登り、ぴょこんとロケットの窓らしき窪みに飛び乗ると得意げに空を見上げた。
「わふ!」
[メイン] リリ : 「うーん、なかなか絵になるね」
リリは両手の人差し指と親指で四角を作って、枠の中にサニーを収める。
「カメラでもあればなー」
[メイン] リリ : choice[食料,健康,電力,パーツ,ヴィークル,もう1回(減少量2)] (choice[食料,健康,電力,パーツ,ヴィークル,もう1回(減少量2)]) > 電力
[メイン] リリ : サニーのバッテリー残量を確認してやや慌てる。
「ヤバい。遊んでる場合じゃないかも…」
[メイン] サニー : 【障害シーン】
技術系A①:応急修理
ロケットの探索後、仮拠点に戻ると荷物が荒らされていた。野生のミュータントでも来たのか、大切な調理器具が壊れてしまっている。
荷物を再度整理しなおすのに加え、調理器具を修理しなくては。
[メイン] サニー : サニーが根本で折れたフライ返しを咥えてリリの元へやってくる。
金属で溶接するか、添え木で固定すればまた使えそうだ。
[メイン] サニー : (3+0)B6>=5 技術判定 (3B6>=5) > 5,4,3 > 成功数1
[メイン] リリ : 「あ、あ、私の大事な調理器具が…!!!!」いつものリリからは想像もつかないほどの狼狽ぶり。
「……!そうだよねサニー!まだやれるよね!!そう、私はこういうのは得意なんだ……」
荷物の中から補強に使えそうなガラクタや謎のパーツ類を取り出す。
[メイン] リリ : 《クラフトマン》使用
[メイン] system : [ リリ ] ダイス修正 : 0 → 2
[メイン] リリ : (3+2)B6>=5 技術判定 (5B6>=5) > 3,1,3,1,5 > 成功数1
[メイン] リリ : リワード1獲得
[メイン] system : [ リリ ] ダイス修正 : 2 → 0
[メイン] リリ : 「見て、サニー!なんとかなった!!ありがとう~~!」思わずサニーに抱きつくと、わずかにボディがきしむ音がした。
[メイン] サニー : ミシ…
[メイン] サニー : 荷物を改めてみても、被害にあったのは調理器具だけで、食糧やその他の資源に増減は見られない。不幸中の幸いというやつである。
嬉しそうなリリに抱きしめられ、サニーもしっぽを高速回転しながらリリの頬をべろべろと舐めた。
[メイン] リリ : 【旅情シーン】
追憶系B③:残骸
旅人のロボットとよく似た、別のロボットの残骸を発見する。このロボットは何のために動き、ここで力尽きたのだろう。
[メイン] リリ : 仮拠点を出ようとしたところで、入口付近に半分土に埋まったロボットの残骸を見つける。
「あ……」
思わずサニーの方を振り返る。
[メイン] サニー : 色は違うが、形はどことなくサニーに似ている。犬型のロボだろうか。
壊れたロボに近づき匂いを嗅ぐように鼻を近づける。
ロボのデータベースをスキャンして読み上げた。
「家庭用ペットアニマルロボ、ドッグ型シリーズ5、製造番号S1000842、version2.1.2、内部データ一部破損、外装破損、エラー多数検出、再起動は不可能です。」
読み上げながら、さっきまで元気に振るわれていたサニーのしっぽがたらりと垂れ、壊れたロボにぐいぐいと鼻を押し付けた。
[メイン] リリ : (あまりない挙動だ…)
サニーの動きを目で追いながら、埋まった残骸を見つめる。
「サニーの兄弟かな」
このロボットも同じように旅をしたのか、それとももっと前にどこかの家族の一員として暮らしたのか、などと一瞬考えてしまう。
サニーは、機械音声といかにも犬らしい挙動のプログラムでできている。わかっているはずなのに、サニーの垂れたしっぽから目が離せないでいた。
「この子、ちゃんと埋めてあげよっか。お墓…っていうのも変だけど」
[メイン] サニー : リリの言葉を聞いて、サニーが振り返る。
「わふ!」
しっぽがゆらりと揺れた。
[メイン] リリ : モチベーション獲得
[メイン] リリ : choice[食料,健康,電力,パーツ,ヴィークル,もう1回(減少量2)] (choice[食料,健康,電力,パーツ,ヴィークル,もう1回(減少量2)]) > パーツ
[メイン] リリ : 「…っと、ごめん。ちょっと無理させちゃったかな。急ごうか」
[メイン] リリ : 【障害シーン】
生存系A⑥:崩壊寸前
崩れかかった遺跡から、資源を回収する。時間をかければ崩落に巻き込まれる。
[メイン] リリ : 仮拠点を出て少し歩いたところで、古びた遺跡に出くわす。
「急いで行けば、何か見つかるかも……」
[メイン] リリ : (3+0)B6>=5 生存判定 (3B6>=5) > 6,5,5 > 成功数3
[メイン] サニー : (3+0)B6>=5 生存判定 (3B6>=5) > 4,6,3 > 成功数1
[メイン] サニー : リワード+1
[メイン] サニー : 崩れそうな遺跡に影響を与えないよう気を付けて進むと資材になりそうな金属の断片が見つかる。
加工すれば様々なことに使えそうだ。
サニーが探知機で金属を分別すると、銅や鉄であることがわかる。
ひとまず仮拠点に持ち帰ることにする。
[メイン] リリ : 「やった!これで多少サニーのパーツの代わりになればいいんだけど…」
仮拠点で戦利品の金属片を物色する。この場では加工したり作業するのは難しそうだ。
「とりあえずいただいておこう…ありがとね、サニー」
[メイン] リリ : 【難所シーン】
荒野系⑧/白い闇の中で
旅人たちの周囲に霧が立ち込める。視界もセンサーも利かない。いつの間にか、相棒の姿も見えなくなっている。旅人たちは合流するために、白い闇の中をさまよう。
[メイン] リリ : 第1段階
この霧は、感覚器官やセンサーを狂わせるようだ。何かがひっかかる。
霧の正体に心当たりがあるかもしれない。失った記憶やデータを思い出せ。判定に使用する能力値は【技術】の判定となる。
[メイン] リリ : 仮拠点を出て森の中をしばらく歩いていると、いつの間にか霧の中で離ればなれになっていた。
「あれ…サニー……?」
霧の中必死に目を凝らしながら、防塵防毒マスクを着用し、レーザーガンを構える。無いはずの自分の記憶をちくちく刺激されるような不思議な霧。感覚を研ぎ澄ませて相棒の気配を辿る……。
[メイン] リリ : (3+0)B6>=5 技術判定 (3B6>=5) > 3,5,5 > 成功数2
[メイン] サニー : 霧が立ち込めて視界が悪い為か、サニーはつい足元ばかりを見て歩く。
そうしてざくざくと草木をかき分ける足音が、いつの間にか一人分になっていることに気が付いたサニーは顔を上げ、周囲を熱探知スキャンする。しかし不思議な霧のせいでセンサーが働かず、うまくリリを見つけられない。
温度センサーは使えないと判断し、音声探知に切り替えて再度捜索する。
リリなら、きっと自分の名前を呼んでいるはず。
[メイン] サニー : (3+0)B6>=5 技術判定 (3B6>=5) > 6,6,4 > 成功数2
[メイン] サニー : どこかから、リリの声がする。気がした。
サニーは遠吠えで返事をした。
[メイン] サニー : choice[食料,健康,電力,パーツ,ヴィークル,もう1回(減少量2)] (choice[食料,健康,電力,パーツ,ヴィークル,もう1回(減少量2)]) > 電力
[メイン] サニー : 第2段階
旅人は、あるナノマシン兵器の存在を思い出す。戦場に散布され、兵士や兵器の感覚を狂わせ攪乱するものだ。この霧の正体はそれだ。旅人たちは恐ろしいトラウマを幻視し、精神が苛まれる。耐えるしかない。
[メイン] サニー : リリの声を聞き分け、時々吠えながら霧の中を走る。
森を駆けるサニーの前に現れたのはリリ、…ではなく、かつてサニーを飼っていた人間の姿だった。サニーの記憶媒体は既にいくらか破損しており、記録には残っていないはずの飼い主の姿。しかし、その人間はサニーを見るや否や、足元の石を拾ってこちらに投げつける。近づけば蹴られ、罵倒され殴られる。
サニーはその場で身体を伏せ、小さく震えながら時が経つのを待つしかない。
[メイン] サニー : (3+0)B6>=5 生存判定 (3B6>=5) > 5,3,5 > 成功数2
[メイン] リリ : 「サニー!…サニー!!」
霧の中、ひたすら相棒の名前を呼びながら走る。
「サニー!!……!?」
向こうの茂みから、サニーと同じくらいの背丈の何かが現れる。よく見ると、黄金のふさふさした毛に覆われた大型犬だ。リリはこの犬を知っている。コールドスリープに入るずっと前、まだ世界がこうなってしまう前にずっと一緒にいた飼い犬だった。
「あ……」
その犬は見る見る間にやせ細り、目がくぼみ、静かに横たわった。
(違う……この子は…もういない……この子はサニーじゃない……)
リリは膝をつき、荒い息を整える。
[メイン] リリ : (3+0)B6>=5 生存判定 (3B6>=5) > 5,1,3 > 成功数1
[メイン] リリ : choice[食料,健康,電力,パーツ,ヴィークル,もう1回(減少量2)] (choice[食料,健康,電力,パーツ,ヴィークル,もう1回(減少量2)]) > もう1回(減少量2)
[メイン] リリ : choice[食料,健康,電力,パーツ,ヴィークル,もう1回(減少量2)] (choice[食料,健康,電力,パーツ,ヴィークル,もう1回(減少量2)]) > もう1回(減少量2)
[メイン] リリ : choice[食料,健康,電力,パーツ,ヴィークル,もう1回(減少量2)] (choice[食料,健康,電力,パーツ,ヴィークル,もう1回(減少量2)]) > もう1回(減少量2)
[メイン] リリ : choice[食料,健康,電力,パーツ,ヴィークル,もう1回(減少量2)] (choice[食料,健康,電力,パーツ,ヴィークル,もう1回(減少量2)]) > 食料
[メイン] リリ : ドサドサと荷物を落としながらなんとか走り抜ける。気が付くと、少し開けた場所へ来ていた。
[メイン] リリ : 第3段階
旅人は、相棒の姿をした幻に攻撃される。幻の相棒を倒せ。判定に使用する能力値は【戦闘】となる。成功数1以下の場合、判定後の[資源の減少チェック]は2回となる。
[メイン] リリ : ふいに、前方から犬の鳴き声のようなものが聞こえた。
「サニー……!」
はっとして前を見ると、目を赤く光らせたサニーが対峙していた。かと思うと、鋭い金属の牙をむき出しにして一瞬でこちらへ詰め寄ってくる。
[メイン] リリ : (1+0)B6>=5 戦闘判定 (1B6>=5) > 6 > 成功数1
[メイン] リリ : 「……サニーにそんなパーツないよ」
咄嗟に撃ったレーザーガンが、幻のサニーを靄にかき消した。
[メイン] サニー : いつまで続くのかわからない暴力に耐えながら、ふと顔を上げると、そこにはリリの姿があった。
いつの間にか前の飼い主はいなくなっていたようで、しかしリリもまた、サニーに向かって手を振り上げる。
「キャン!」
自分に手を挙げるリリを目撃した時、サニーが強く吠え、その手を思いっきり振り払った。
[メイン] サニー : (1+0)B6>=5 戦闘判定 (1B6>=5) > 2 > 成功数0
[メイン] サニー : モチベ消費2→1
[メイン] サニー : 3B6>=5 モチベーション (3B6>=5) > 3,5,4 > 成功数1
[メイン] サニー : ペット用ロボットに飼い主に攻撃するプログラムは組まれていないはずだった。
しかしサニーはリリの腕を振り払い、即座に距離を取り、低くうなる。
「個体の学習済み行動と不一致。識別不能。敵と想定、反撃します」
サニーのプログラムは、サニーに対し攻撃するリリをリリと認識しなかったらしい。そのまま、リリの姿をした幻影に向かって思い切りライフルを撃ち込んだ。
[メイン] サニー : 終了:累積成功数12
幻の敵を倒すと同時に、霧が晴れる。気が付くと、旅人の目の前には本物の相棒がいる。ここはナノマシン兵器が散布された戦場で、霧が出ると残留ナノマシンが活性化し、このようなことになるようだ。
[メイン] サニー : choice[食料,健康,電力,パーツ,ヴィークル,もう1回(減少量2)] (choice[食料,健康,電力,パーツ,ヴィークル,もう1回(減少量2)]) > 健康
[メイン] サニー : 霧が晴れ、本物のリリの姿を認識したサニーは足元が悪いことも忘れて慌てて駆け寄る。
霧で結露して濡れた体でリリに飛びついた。
[メイン] リリ : 「サニー!」
馴染みのある機械の体を、両手を広げて受け止める。
「あっ!うわ!!」
抱きとめる瞬間ぐらついて、ぬかるんだ地面に思いっきり尻餅をついた。
「……」
泥だらけになりながらも、しっかりとサニーを抱きしめる。濡れてつるりとしたボディの感触とオイルのにおいが、今は無性に心地よかった。
[メイン] リリ : 少し落ち着いて辺りを見回すと、ここもまた大昔の誰かの拠点だったのか、住居跡のようなものがちらほらと見えた。
少々使えそうなものを物色させていただこう……。
[メイン] リリ : choice[食料,健康,電力,パーツ,ヴィークル,任意] (choice[食料,健康,電力,パーツ,ヴィークル,任意]) > 任意
[メイン] リリ : 「サニーこれあげる」
>パーツ 獲得
[メイン] リリ : choice[食料,健康,電力,パーツ,ヴィークル,任意] (choice[食料,健康,電力,パーツ,ヴィークル,任意]) > 健康
[メイン] リリ : choice[食料,健康,電力,パーツ,ヴィークル,任意] (choice[食料,健康,電力,パーツ,ヴィークル,任意]) > 電力
[メイン] サニー : フンフンと周りの匂いを嗅ぐ仕草をしながら資源を探す。
[メイン] サニー : choice[食料,健康,電力,パーツ,ヴィークル,任意] (choice[食料,健康,電力,パーツ,ヴィークル,任意]) > 健康
[メイン] サニー : choice[食料,健康,電力,パーツ,ヴィークル,任意] (choice[食料,健康,電力,パーツ,ヴィークル,任意]) > パーツ
[メイン] サニー : 住居跡からは家庭用ロボットの残骸と思われる部品や、応急手当てに使えそうなものもいくつか見つかった。
サニーは使えそうなものをくわえ、しっぽを振りながらリリの元へ戻ってくる。
「ワフ!」
まるで獲物を見せにきた猫のようだ。
[メイン] リリ : 「あはは…ありがと」
サニーの頭部を撫でまわし、咥えてきたものを受け取る。
「……生きて帰ってこれてよかったな」
ぽつりとつぶやいたつもりが、空っぽの部屋に思いのほか大きく響いてくる。
外を見るといつの間にか暗くなってきている。湿った土と夜の風の匂いがした。
「今日はここで寝かせてもらおうかな」
[メイン] サニー : リリの言葉にワン!と返事をすると、サニーは背中から寝袋を下ろし、リリにぐいぐいと押しつける。
サニーは機械の体を発熱させると、リリに寄り添って丸まった。ディスプレイに映る瞳が微睡みの表情に変わっていく。
「発熱維持。スリープモードに移行します」
無機質な機械音声のあと、ぷすー…という間抜けな鼻息が聞こえてくる。
部品が足りず変なところから空気が抜ける音がする、いつものサニーの寝姿だった。
[メイン] リリ : サニーの鼻息に思わず笑みをこぼす。
リリもまたサニーの隣で丸くなる。スリープモードのサニーは触るとほのかにあたたかい。
いつか廃墟の遊園地や、人のいなくなった灯台で、同じようにサニーと丸くなったことを思い出す。
「おやすみ、サニー」
[メイン] リリ : 終末紀行RPG
World's End Journey
▻HUMAN リリ
▻ROBOT サニー
END
LOG_20240313
森の中の霧を抜けて