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    ミツヤ

    妄想吐き出し用
    今はK富

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    ミツヤ

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    K富えふじーおーパロ特異点T村の設定とか思いついたとこ
    ちょっと死ネタ?
    もったいない精神でアップしとく

    前提:院長になったかどうかくらいで富永が死んでる
    FGOは記憶あやふや。時系列不明。ぐだとマシュだけでレイシフト

     診療所に残された富永の遺品整理をしていたK。物置で見つけた金のゴブレット(聖杯)の光に富永を見出し、もう一度会いたいと願う→出会いの再現が始まる。吹雪のT村の特異点が作られる。
     呼ばれた富永(まだその辺でふわふわしてた魂、一話の姿、記憶あり、死んだ自覚あり)と、特異点に入り込んだから役を割り当てられたマシュとぐだ(岡元さんと、もうひとりの刑事さんの役)。例によってカルデアとの通信は途絶える。

     ぐだ(もうひとりの刑事役)はうろついてK(一話の姿)と会う。Kは金のゴブレットを見つけたことは覚えているが、それが原因ともそれでどうなるかもよくわかっていない。時折、ぐだには黒いモヤのように見える、Kにはちゃんと人に見える村人に会い、立ち話をしながら状況を把握していく。
     マシュ(岡元さん役)は富永と出会い、状況確認をしながら歩くうちK富の出会いの場所へ導かれる→崖崩れ、富永を庇うマシュ。しかしサーヴァントであるマシュは怪我なし。


     聞き覚えのある轟音と悲鳴。助けなければと頭は冴えるのに、懐かしさと期待で胸がざわつく。思えば初めて聞いたお前の声はこれだったのだな。


    ─お互いの無事を確認する富とマシュ。駆けつけるKとぐだ─


    「富永」

     振り向いて破顔した懐かしいその人に、思わず駆け寄り抱きしめた。他の全てが遅く遅く遅くなる。彼の何もかもが鮮明に感じられる。腕の中のその人は「ぐええ」と情けない声をあげた。翻ったマントが落ちる。お前を包み込むように。────願いが飽和する

     二人を中心にして冬が溶けていく。雪解けを超え、日は柔らかく眩しく、春の爽やかな風が吹く。
     暖かなそれは心地よいはずなのに、外からの全てを拒絶していた。
     もうこれ以上など必要ない。外の世界はこわいもので溢れているから、大事なものが出て行かないように、恐ろしいものが入ってこないように、ちゃんとしまっておかなくては。
    この時を永遠にしよう。


     T村の中に輝かしい平穏な春が続く世界(診療所を含めた近隣の一部、特異点から地続きでない精神世界的なもの、以下内部と呼ぶ)をつくり、冬が続く特異点(外部)と分けたK。内部から見ると内外の境は一見地続きに見えるが、見えない壁があり、境を越えると景色が一変する。外部からは壁も内部も認識できず、冬の無人のT村が広がっている。内外の出入口は診療所で、鍵=Kがいなければ移動できない。
     K自身をも内部で過ごす精神体と外部でこの世界を守るための肉体に分けてしまう。スーパードクターKとしてサーヴァントへの適正が多少あったところに聖杯で力を得たため、正式なサーヴァント並みの能力を得る。
     内部では富永と共に往診したりご飯を食べたり洗濯したり、ごく普通の日常を過ごす。
     外部では診療所の机でひとり腕を組んで目を瞑っている。肉体は常に外部にあるが、意識を外部に移すときは内部から去らなくてはならない。夢から覚めるようなもの。

     ぐだとマシュは村はずれに追い出され、K富のどちらかが特異点の原因と考え、どうにかふたりとコンタクトを取ろうとする。(ぐたもマシュも岡元さん達が村をうろついてる時点に入り込んだため、診療所に行っていない)
     K富どちらもこの村で医者をしていた、と言っていたことから、病院かそれに準ずる施設を探して移動する。たぶん西海大の方の診療所が仮拠点になる。
     ぐだは夢の中で内部で過ごす富永と会えて、Kが富永から離れている少しの間だけ話をする。

     富永は死んだはずの自分と、まだ生きているはずのKが一緒にいることがおかしいとは思いながらも、穏やかで幸せだった日常をまた過ごせている喜びで、あと少しだけ、と見ないふりをしていた。しかし幻のように現れては消えるぐだとの会話により、この生活が思った以上に危険なものだと知る。
     まだ診療所にふたりだけだった頃のように、時折外出するKが何かしているんだろうと思いつつも、何をどう切り出すべきか悩む。

    ─Kがけしかけてきた…村人?は無いか…熊とか?となんやかんやバトル─

     どうにか診療所に辿り着くも、Kが出てくると適度にボコされたあと村のどこかに飛ばされる。何度目かで授け手の丘に出て霊脈を発見。召喚を試みる。
     ここで召喚されるのはスーパードクターK(黒須一也)(一人前になった未来の姿)だと思う。土地に縁があり、ふたりの知り合いで、ふたりにとって外から来た良い変化だった人。
     Kと一也くんがなんかいい感じの問答してくれると思うけど思いつかんからパス!

     実際のところ、物置で見つかった聖杯にはそこまでの力がなく、T村の再現やその中に世界を作り、さらにKをサーヴァント化させたことで、まもなくこの特異点は崩壊を始める。富永のいる内部もじわじわ狭まっており、一也くんが来て戦って、ぐだ達がKと対峙する頃には診療所とその周辺の林くらいしか残っていない。
     Kもそれを自覚しており、もう時間がないことを説明し、せめて崩れるまでは富永と居させてくれと頭を下げる。崖崩れの後とは違い、かなり落ち着いて正気な様子。実はこの少し前に、ぐだとの話で一也くんが呼ばれたことを知って覚悟が決まった富永により、「ここの生活は楽しいけれど、あなたは帰らなければいけない。僕が出来なかった分も、あなたの手で救ってきてください」的な話をされて、寂しいけれどお別れを受け入れていた。
     この後はK富也の三人で春の診療所で過ごしたあと、崩れる世界の中、K富ふたりきりでお別れ。


    「ずっと待ってますから、お土産話、たくさん持って会いにきてくださいね」


    寂しいお別れだがハッピーエンドだぜ!
    スーパードクターK(神代一人)の最終再臨絵には富永と小也くんが映り込みしてるから絶対引いた方がいいです。


    あり得た分岐1:マシュとぐだの配役
     ぐだが岡元さん役だったら、富かぐだ、どちらかが確実に岡元さんと同じ怪我をした

    分岐2:ぐた&富だった時どちらが庇うか
    ・ぐだが怪我 
     今すぐ手術だ!(ギュッ)医師としての意識が強い状態で再会。初めての共同作業とほぼ同じ流れ、以前よりも滑らかに進む意思疎通。目線だけでもわかり合える二人。再現の完成。
    このひと時だけでもまた会えて良かった。
    戦友ルート true end


    ・富が怪我 

     富永、富永。どうしてそんなものが刺さっているんだ。お前、亡くなるその時までは、大きな怪我などしなかっただろう。運がいいのが取り柄なんです、と笑っていたではないか。

     富永の手術が終わるまでは焦りは見えるものの正気に見える。内心ぐちゃぐちゃ。二度と失ってなるものか。
     富永の目が覚めてから、療養という名の軟禁生活が始まる。
    外の吹雪は一向に止まない。
    永遠の冬ルート

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