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    anri_maho

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    anri_maho

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    ワンドロなのに、楽しくなってうっかり続いた現パロクリスマスブラネロ。

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    anri_maho

    PROGRESS7/13『長銃を置いて食事でも 星願2025』で発行予定の旦那様に溺愛される系ブラネロ♀です。
    ボスは北の将軍様。ネロ♀ちゃんは厨房令嬢です。
    友情出演は晶ちゃん(侍女)、クックロビン(執事)、カナリア(メイド)、双子先生(軍人)ファウスト先生(貴族)です。
    アンケートご協力いただけると嬉しいです!よろしくお願いします🙇‍♀️
    厨房令嬢と強面旦那様(仮) 鈴虫が夜の演奏会を開いている。そして、己の腹の虫も大演奏会を開いている。ベッドに寝ころんだ幼いネロは、グルーグレーのくまのぬいぐるみを抱き込み、小さな身体を丸めた。
    「おなか、すいた……」
     窓掃除ができなければご飯は抜き。洗濯物を落としたらご飯は抜き。野良猫に触ったらご飯は抜き。
     これまでは厨房のスタッフたちがこっそりまかない飯を振舞ってくれていたのだが、それもついに見つかり大多数の使用人がクビになった。
     そしてネロはついに丸一日、なにも口にしていない。眠れば空腹も気にならないと思ったのに、空腹すぎて眠れない。
    「……おなか、すいた」
     このまま死んじゃうのかな。ネロは泣きたくなるのをぐっと我慢した。もうこの子に頼るしかないと、手の中のくまを見つめる。
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    anri_maho

    DONE5/4スパコミ『賢者の超マナスポット2025』で配布した無配です。
    アクスイブラネロの、私はブラッドリー視点を担当しております✨
    ティカ様に、ネリーの正体の探りをいれる話です。
    一緒に合同誌をした葵さんのお話とリンクしているので、そちらもご覧いただければ嬉しいです☺️
    葵さんのアクスイ↓
    https://poipiku.com/3192399/11688424.html
    【5/4スパコミ無配】アクスイ(ブラッドリー視点) 約束の時間にそいつは現れなかった。すっぽかされたのかと思いきや、「ごめんね。少し迷ってしまって、もうすぐ着くよ」とメッセージが入っていた。そしてもうすぐ着くとあったのに件の男、ラスティカが到着したのは待ち合わせの三十分後だった。
    「ごめんね。待たせてしまったかな?」
    「先にやってたから、気にしなくていい」
     テーブルには、すでに俺が勝手に注文したシュニッツェルなどが並んでいる。店員を呼び、俺は二杯目、ラスティカは一杯目の酒を注文した。店員が静かに扉の向こうに消えていく。
     完全個室のイタリアンだ。店員たちも、こちらが芸能人とわかっていても騒いだりしない。口の固い店員しか採用されないのだろう。ここは、そういう店だ。俺はまだわずかに残ったビールを煽った。
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    cross_bluesky

    DONEエアスケブみっつめ。
    いただいたお題は「ネロの初期設定傷ネタで、キスするブラネロ」
    リクエストありがとうございました!
    「なあ。ちょっと後で部屋来てくんねえ?」
     ネロにそう言われたのは夕食後のことだった。
     珍しいこともあるもんだ。というのも、ブラッドリーとネロは今でこそ度々晩酌を共にすることはあれど、誘いをかけるのはいつもブラッドリーの方で、こんな風にネロに直接的に呼ばれることは殆ど無かったからだ。
     適当に風呂を済ませてから、グラスと酒瓶を持って四階へと向かう。見慣れた扉を叩くと、しばらくして内側から開け放たれる音がした。
    「あれ、つまみ作ってたんじゃねえのか?」
     普段ならば、扉を開いた時点でネロが用意したつまみの良い匂いが漂ってくるはずだ。しかし、今日はその気配は無い。
     もしかすると、晩酌の誘いではなかったんだろうか。よく考えると、部屋に来いとは言われたものの、それ以上のことは何も聞いていない。
     ネロはブラッドリーが手に持ったグラスに目を向けると、ぱちりとひとつ瞬きをした。
    「ああ、悪い。ちょっと相談っていうか……でも、腹減ってんなら簡単なもので良けりゃ先に作るよ」
    「馬鹿、折角来てやったんだから先に話せよ」
     つかつかと歩を進め、部屋の寝台へと腰を下ろす。椅子を増やせとブラッドリーは再三 2351