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    46thRain

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    POIPOI 22

    46thRain

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    吸血鬼に転化したロナがプロポーズした時のことや過去を思い出しながら、ひたすらベッドでドラを可愛がる本のサンプルです。3/19吸死に一笑12頒布予定。69・結腸責め・ロナの本名などが含まれます。
    また頒布終了後、WEBイベントなどで表題作を公開する可能性があります。あらかじめご了承のうえお手に取っていただけると幸いです。

    18歳以上高校卒業済?(y/n)

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    46thRain

    DONE退治人を引退し転化予定の八月六日のロナドラSS①です。
    ソファ棺開催、そしてロナくんお誕生日おめでとうございます!
    ②(https://poipiku.com/5554068/9163556.html)
    転化前50代の8月6日「――君を転化する日だが、明後日の八日でもいいかね」
    デザートのプリンを食べ始めたところで唐突に言われたものだから、ロナルドは危うくプリンをテーブルにこぼすところだった。スプーンから落ちかけたそれを慌てて口に運んで味わう。いつも通りうまい。ごくりと飲み込んでから、八日ねぇ、と頭の中で呟く。
    転化自体は異論ない。むしろ結婚してから二十年がかりでやっっとドラルクを説得したのはロナルドのほうだ。
    つい先月退治人も円満に引退したし、そろそろ本格的に決行日を定める必要もあると思っていた。ただ気になったのは、ドラルクがわざわざ八日を指定したことだ。
    「構わねぇけど……なんで誕生日に?」
    明後日の八日はロナルドの誕生日だった。独りだった頃はただ事実として歳を重ねる日に過ぎず、忘れていることも多々あったがドラルクが来てからは違う。毎年あれこれと計画して祝ってくれるものだから、いつの間にかその日が近付くとそわそわと楽しみになっていた。それこそもう還暦を迎える今なお。
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    YH1ah

    PROGRESS共依存ドちゃのモノローグ。
    最後まで書くかはわからん。
    独白 ロナルドくんのことを、本当に、すきになってしまった。
     私が好きだと、私が離れて行かないか不安で仕方がないと泣く彼が、馬鹿みたいで、情けなくて、可愛くて、彼が私に飽きるまでの間だけ、安心させてあげようと思って、関係性に名前を付けた。こんなのは一時の気の迷いで、若い彼はいつかちゃんと好きな人を見つけて、その人の元へ行くはずだ。だからそれまでの間だけ、彼が私に恋をしていると勘違いしているその間だけ、彼の腕の中に収まることにした。幸い私も彼のことは嫌いじゃなかったし、一緒にいて楽しいし、できれば彼にも幸福でいてもらいたい。だから今だけ、この恋人ごっこは今だけ、のつもりだったのだけれど。
     気づけば彼に絆されていた。勘違いと呼ぶには熱すぎるあの感情。殴りつけられるような想い。一部の隙もなく愛されて埋め尽くされて愛で窒息しそうになる日々。自由とは程遠い、愛で窒息しそうな日々。自由を愛してやまない筈の私が愛した男は、私から自由を奪った。いや、違う、自ら手放したのだ。彼は別に私を拘束しているわけでも監禁している訳でもない。今私がここにいるのは完全な私の意思。君と一緒にいたい。君を不安にさせたくない。君にはずっと笑っていて欲しい、なんて柄にもないことを真剣に思う。
    917

    irohani8316

    DONE94の小説です。ロド風味……というかCP要素がほぼないですが、ロド推し工場から出荷されています。街を常に昼状態にしてしまう「吸血鬼日光浴大好き」のせいでシンヨコが大変なことに……というエンタメ(?)小説になりました。ラブというかブロマンスな味わいが強いかも知れません。
    長い昼の日 汗ばむくらいに燦々と照りつける太陽の下、俺はレンタカーのバンを路肩に留めると運転席から降りて、荷室のバックドアを開けた。そこには、青天にまったく似つかわしくない黒々とした棺桶が横たわっている。
    「おい、動かすからな」
    一応声をかけるも返事はない。聞いているのか聞いていないのかわからないが、別に構いはしない、俺は両手で棺桶の底を摑み、バンの荷室から引きずり下ろした。ゴリラゴリラと揶揄されるくらいに鍛えてはいるものの、さすがにこの体勢から、ひとりきりで重い棺桶を丁寧に扱うのは難しい。半田でも連れてくればよかったが、あいつも他のやつらと同じく街中を駆けずり回っていて、手伝ってもらうのは忍びなかった。
    案の定、無駄に長い棺桶は向こう側の端の方が落ち、地面に当たってガツンと派手な音を立てた。この衝撃であいつは一度死んだな、たぶん。俺の肩に乗って見守っていた愛すべきイデアの丸、もといアルマジロのジョンが「ヌー!」と泣いている。
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