ゴミを捨てるオベぐだ♂ん（スコップ差し出す）

え（困惑）

えじゃない、手伝えよ（スコップ押し付ける）
えぇ～（スコップ押し付けられてる）
手伝うって言っただろ！
言ってないが！？

い～やいったね
電話した時
『いいよ～』
って間抜け声で言ってたよ！

それはオベロンが
『大掃除したからゴミ捨て手伝って』
っていうからでしょ！
合ってるだろ
そうだけど！！


こんなところで騒いでも仕方ないし次行くぞ
くっそ～！？（ついてく）

あと何買うの（隣）
縄

朝の武蔵野線は地味にディズニー以外の利用客が多い「まじで？」
お昼休み、お弁当を食べたり睡眠時間に使ったり友人たちと無駄なことをする時間。
現在地、中庭にあるベンチ、日当たりが悪く人気がないためほぼ固定席だ。
今日は寝坊して作る時間がなかったため、通学路にあるコンビニで買ったスティックパン（安い！）をかじりながら、隣に座る男とその奥のベンチに座っている少女に聞き返す。
「まじもまじさ、というかディズニーいったことないくらいでそんなに驚くか？」
「そうですよ、いくら関東民だからって全員がディズニー行ったことあると思わないでください」
メロンパンをまずそうにかじっている男ことオベロンと休み時間が始まって早々にお弁当を食べ終わり、手持ち無沙汰な少女、アルトリアは答える。

ゾンビに、会いたい。「本気で言ってるの··」
ホラー系は、苦手な方なタイプだと可愛い。でも、周りに合わせるタイプでもいいなとも思う。
「うわ、めっちゃビビんだけど。」とか言いつつ内心、これ怖いか…って冷静に見てる4️⃣1️⃣くんも好き。
「てか、〇〇ホラー苦手じゃなかったっけ」って訊いて「苦手だよ。」って答える彼女ちゃんに「ならやめとけば。」って冷静に言う4️⃣1️⃣くん。それでも行きたい、見てゾンビダンスもマスターしたんだよって鼻息を荒くする彼女ちゃん見て「じゃー俺も行く。」って一緒に行く約束してくれるし「ほんとに無理ならちゃんと言えよ。」って言ってくれる。
「潔くんもゾンビこわい」ってきかれれば、「んーあぁ…まぁ怖い、かな。」って答える4️⃣1️⃣くん。