🎧←女な🔗🎧の
学園パロ&幼なじみ設定
🔗♥→→→→←(…♡)🎧
学園では王子様的立ち位置にいる🔗
と
窓際でヘッドフォンしながら音楽を聴いてる系女子🎧
小さい頃はよく一緒に遊んでたけど、大きくなってくるにつれて会う機会が減っていった(というか顔立ちが綺麗すぎる🔗と一緒にいると自分は不釣り合いなんじゃないかってなって🎧の方が極端に避けてたってのもある)
そんな2人が学園でばったり(?)会ってしまう
・・・・・☆・・・・・☆・・・・
(冒頭部分)
🔗「ユーゴ…?」
🎧「(ビクッ)げ…、よ、、よお」
久しぶり元気してたと🎧が言うよりも早く、🔗から抱きしめられる
🎧「は?!お前っ、何してんだ!///」
🔗「……やっと見つけた…((ボソッ」
人通りが少ない廊下といっても、いつ他の人に見られるか分からない
🎧は力の限り🔗を振りほどこうとするけど、体格差的にも全然適わなくて
🎧「っ、おい!離せよバカサニー!!」
て、🔗の腕の中でキャンキャン騒いでる
🔗「はっw…変わってないな」
🎧「あ?!」
🔗「なあ、ユーゴ…俺と付き合って」
🎧「は……はぁぁぁぁあ?!」
何言ってんだこいつみたいな顔で見てくる🎧
でもそんな顔も🔗と🎧の身長差じゃ上目遣いな感じで、🔗からしてはすごく可愛く見える
🎧「頭打ったんかお前…とりあえず離せよ」
ギュウ
🎧「ぐえっ!…は?」
🔗「まだ返事、聞いてない」
綺麗な顔で笑顔を作り言ってくる🔗
その笑顔は笑ってるようで笑ってない
OKて言わないと絶対離さない、そんな怖さが滲み出てて少し背中がヒヤッてしてしまう🎧
🎧「え…いやd」
🔗「ん?」
🎧「だ、だからヤダって」
🔗「なんで、…俺のこと嫌い?」
シュンってしてあるはずがない犬耳が垂れて見えてしまい、咄嗟に否定する
🎧「嫌いじゃないけど!!…俺じゃあダメだろ((ボソッ…」
吐き出すように言った言葉は幸いにも🔗の耳には届いていない
🔗「なに?聞こえなかったんだけど最後なんて言った?」
🎧「なんも言ってねぇよ!てか、学園の王子様であろうサニーが物好きだな、昔交流があったからって俺なんか………っ何?なんか友達と賭け事でもしてんの?それなら言ってくれれば協力してや…
「ユーゴ」
…っ!(ビクッ)」
さっきまで笑ってた顔を氷みたいに冷たく強ばらせる🔗
喋ってる途中に低く語気を強めるように自分の名前を呼ばれ、その顔を見て怯んでしまう🎧
🔗「そんな賭け事してないし、ユーゴを賭け事のおもちゃにする奴がいるんならそいつのこと殺すけど」
🎧「は、はは…冗談」
🔗「いや?本気」
乾いた笑い声しか出ない
いや?まじで?てかめちゃくちゃ雰囲気が今にも、俺も殺されそうな勢いなんですけど?!
言葉には出さず内心大パニックな🎧
🔗「なあ、返事は?」
表情は先程より柔らかくなっており少し安堵の息をもらす🎧
しかし、投げかけられた問いはきっと受け入れる言葉以外許さないのだろう
🎧「はーーっ…分かった、付き合う」
どうせすぐ分かる、俺を彼女にしたのは間違いだって、なのに
パアッ、🎧の言葉を聞いた瞬間、老若男女誰が見ても惚れてしまいそうなとろけた笑みを浮かべる🔗
🎧「…はっ(ドキッ)」
🔗「良かった、じゃあこれから毎日登下校一緒にしような(ニコッ)」
🎧「良かったってお前、有無を言わせねーって感じだったくせに…ってはあ?!毎日??!やめろやめろ、そんな所周りから見られたらお前のファンに滅多刺しにされるわ!」
🔗「大丈夫だって、もう見られてるし」
🎧「…は」
2人だけの世界で気づかなった
バッと周りを見てみれば下校しようとする生徒たち、立ち止まってこちらを見ている者、物陰で悔しそうにハンカチを咥えながら恨めしそうな顔で見ている者、他には唯一学園の中で仲のいい🔮や🐑🔗の弟で交流があった🎭がこちらをニヤニヤした目で見てきている
🎧「お、おっ前!謀ったな?!!」
🔗「いや、ユーゴがさっきから大声出してるからじゃん」
🔮たちが近づいてきて、やっとくっついたね〜とか、おめでと〜とか言われて
急激に恥ずかしさと怒りが込み上げてきて
🎧「やっぱ付き合わねぇぇぇぇえ!!」
て叫ぶ
周りからは抱き合ってる(一方的に🔗が抱きしめてる)2人はイチャコラしてるカップルにしか見えない
学園公認カップルになります👏🏻👏🏻
・・・・・☆・・・・・☆・・・・
🔮「サニー、さっきのユーゴの言葉、録音してたけどいる?」
カチッ
『はーーっ…分かった、付き合う…』
🔗「いる、ありがとう、ウキ」
🔮「いいえ〜、お代は2人の惚気話でいいよ♡」
🎧「ちょっと待ったああ!そこ闇取引すんなぁぁあ!!💢///」
🐑&🎭「wwwwww」
・・・・・☆・・・・・☆・・・・
それからまあ1悶着あって無事、恋人になった🔗🎧
けど、🎧の方は「どうせ一時の気の迷いだろ」的なこと考えてて早く女っぽくも可愛くもない俺なんかから離れていっちまえみたいな態度を意識して取ってくる
一緒にカフェ(デート)に行った時とかはわざとケーキセットみたいな可愛らしいものなんかじゃなく
🎧「お!これ美味そう!すいません、この『カツサンド』ください!」
て女子なら男の前で頼まねーだろこんなん、みたいなメニューを頼む(ど偏見)
食べ方とかもがっつく感じで食べたりして
🎧「(こんな女、サニーもドン引きするだろ!)」
て思いながらドヤってたら、スっと🔗が腕を伸ばしてきて、
🔗「ソースついてんぞ、お前可愛いなw」
紙で口の端のソースを拭き取ってくれて可愛い発言してくる
🎧「(は?!可愛い??!なにこいつ目腐ってんじゃねぇの…)」
🔗「…まさかとは思うけど、お前そんな行動で俺が離れてくとか思ってる?」
🎧「んぐっ、ゴホッゴホッ、んなっ、ゲホッ」
🔗「あーあー、ほら水」
自分の考えがまんま見透かされたのかと思って動揺する🎧
🔗から差し出された水をありがたく受け取って喉に詰まってるものを冷たい水で流し込む🎧、を見ながら
🔗「…(馬鹿で可愛いやつ…今度は絶対、離さないで、離れていかないよう…どうにかしなくちゃな)」
腹の中で🎧を閉じ込めてしまいたい気持ちが渦巻いてる🔗
けど、社会的にそんなことが出来るわけが無い
それを頭では分かってるからこそ、久しぶりに会ったあの日、我慢できずに告白した
🔗「(ユーゴが叫んでくれて周りに人が集まったのは嬉しい誤算たったけど…)」
これで"恋人"として振る舞えるようになった
本当は🎧が落ち着くまで待とうと思ってたけど、焦ってしまった
早く自分のものにしないと誰かに取られてしまいそうで
・・・・・☆・・・・・☆・・・・
実は幼い頃から🎧の事を恋愛的目線で好きでずっと一緒にいた🔗
ある時、🎧があからさまに避け始めてるのに気付いて「思春期か?」てお父さんのような気持ちでその行動が治まるまでそっとしておこう体制を取ってた🔗
でも、学園でも🎧をあまり見かけなくなって、もう半年ぐらい1度も姿を見なくなってしまった(←曲作りで不登校ガチ)
そのままエスカレーター式の学園は次の学年へと上がっていき、クラス数も多いため🎧とは別々になった
しまいには流れてくる噂で
モブ「あの、たまに登校してくる青髪の子いるじゃん?いつもヘッドフォンしてるけどあの横顔めっちゃ可愛いよな〜」
モブ「あ〜、あの不登校生だろ?確かにな、彼氏とかいんのかなあ」
的なことを聞いてしまい、🎧の事だと瞬時に理解して焦り始める🔗
その時から休み時間、昼休み、放課後、空いてる時間があったら各クラスに足を運び🎧を探し始める
けれど毎度毎度、行く手を他クラスの女子たちが阻んであまり捜索出来ないでいた(学園の王子が故にね)
それを見兼ねて同じクラスにいた🔮と🐑が一緒に探すのを手伝ってくれて
なんとかクラスは突き止めたものの、
モブ「え?えっ王子?!…え、アスマさん?今日は来てないっぽいよ」
モブ「うおっ、ビビった王子相変わらず顔いいな〜、ん?あ〜、アスマか、今日朝までいたんだけどなんか熱出て早引きしたって聞いたぞ」
🔗「そっか…ありがとう」
ことごとくタイミングが合わない
🔮と🐑も肩をすくめるしか出来なかった
そんな中、ある日の放課後またいつものように🎧がいる教室に向かおうとしてたら夕日が照る廊下で、青い髪を耳にかけながら伏し目がちに歩いてくる🎧を見つける
(こっから冒頭に戻る)