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    奈良雫

    @drop_0720
    ないしょばなしば
    ゴッドイーター壁打ち
    R-18置き場
    申し訳ないですが、エアスケブは今のところ受け付ける予定は無いです ありがとうございます🙇‍♀️

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    POIPOI 77

    奈良雫

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    GE10周年おめでとう!!🎉🎊
    すっごい久しぶりだし ついったは全然浮上してない…
    ちまちま描いてるけどんーなんかなーきめつがすごい勢い過ぎて居心地が悪くて…居づらい…
    あと通勤時間長過ぎて疲れが蓄積されていた…😭
    イラスト本も全然進んでないから持ち越し…ううー
    今月引越し決まったから もうちょいで前くらいまで戻れる…はず!!一人暮らし楽しーみだなー✨

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    recommended works

    桜道明寺

    DONE七夕にふたたび巡り合う諦玄の話
    二つ星 したたか酔って、草を枕に寝転がる。
     よく晴れた宵、日中は激しく照りつけた陽も西の果てに隠れて、涼しい風が吹き抜けるようになった頃、心地よい気候に誘われるようにして、ひとり、酒を呷った。まだ生まれたての夏、鳴く虫もそう多くはなく、ジィ、という微かな声は夏草を揺らす風に流されてゆく。他に何の音もしないし、傍に誰もいない。俺は、妙に解き放たれたような心持ちになって、ぐいぐいと酒を流し込んだ。酒は弱い方じゃないけれど、それでも強い酒をふた瓷も飲めば、頭は朧になってゆく。そうして酒精に絡め取られて、目の上がぼんやりと熱くなった頃、俺は大きく息を吐き、大の字になって草の上に倒れ込んだ。
     見上げる空は雲の一片もなく、まだ夏の熱気に揺らぐ前の星々は、一粒一粒がくっきりと輝いて見えた。視界の端から端まで、遮るものなく広がる星空をずっと見ていると、だんだんと天地が逆転しているような錯覚に陥る。まるで夜空を見下ろしているような——否、そもそもこの大地は、突き詰めれば途方もなく大きな玉なのだ。そこにはきっと上も下もない。見上げているのか見下ろしているのか、そんなことは、考えるまでもなく曖昧だ。老君に連れられて、初めて月宮へ行った時のことを思い出す。あの時は、砂だらけの黒白の世界から、色鮮やかなこの世を、ただぽかんとして見上げていた。俺たちが何気なく暮らしているこの星も、ひとたび外に出てみれば、漆黒の空に浮かぶ光のひとつとなる。それがどうにも不思議で、そして遠ざかったからこそ、俺たちの暮らすこの大地が、妙に愛しく見えた。その時は、その愛しさの源は、一体なんだろうと思っていたけれど、今にして思えば、それは、笑ってしまうほど単純な理由だった。
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