「さて、次の質問はと、千葉県のカスタード醤油飴さん、え、マズいのか美味いのか分かんねーな。『もうすぐ30歳のお二人、若い頃には出来たけど、今は無理だ、という事があったら教えてください』
歳のこと言うんじゃないよ!ピチピチだよ、俺なんか未だに高校生に間違われるよ?傑は高校の時から老け顔だし。うーんそうだなーマジで特に思いつかねえなあ、あーでも、体力が落ちたからじやなく、時間が無いから出来ない事とかはあるかなあ、芸人なりたての頃とか時間だけはあったもんな。桃鉄99年とか、24時間耐久SEXとか、やろうと思えば今でも余裕で出来るだろうけど。ま、忙しいのはアリガタイコトデース!じゃ、次ー」
その晩、ファンの間に激震が走った。
せ……?なんてった??
やっぱりあの2人…
知ってた。
待て待て!はやまるな!
別に2人でしたとは言ってない!
でも…流れ的に…
そういえば、あの……幻のラジオ……
は!そういう……事かよ……
何!?古参の様子が?
今遡ること◯年前、まだ、祓本が若手だった頃、
地方ラジオ局のド深夜ローカル放送、先輩芸人の番組に大勢呼ばれた後輩芸人ゲストの1人として、夏油傑がいた。
男性ばかりの深夜ラジオ、特に◯年前ならありがち過ぎる下ネタ合戦。
勢いに呑まれたのか、口をすべらせたのか。
実在したの……?夏油様の24時間カノジョ?
音源も残ってないし、もう古参の妄想かと思われていたあの……
彼女かって突っ込まれたら、まあ信頼出来る相手じゃないと出来ない事ですよね、とか……言って…
ごじょるだったか……
知ってた。