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    eikokurobin

    @eikokurobin

    レニ/右爆/轟爆
    眠れぬ夜の小さな図書館

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    轟爆/弓バス/オメガバース風味/R18

    風邪引き幼馴染『カツキちゃん、もしかして生理きたとか?』

    『ねーよ、つぅか何いきなりセクハラ発言しとるンだ?』

    だっておっぱい大きくなってるじゃん、と伸びてきた手をピシャリと叩き落とした、その手を逆に取られてグイと引き寄せられてしまう。更には轟には触らせてんだろ?と囁かれ、

    『触るくらいならいいだろ?俺達だって勝己のことが好きなんだ』

    ちょっ、ふざけるのも大概にしろよ、焦凍が風邪で休んでいるからってこんなことして…!言っとくが男子同士でも性犯罪は成り立つんだからなと釘を刺しても、

    『俺達ベータだってオメガに当てられちゃうことはあるもんな』

    何だそれ、俺が誘ったみてェな…って、もしかしてこの事態は俺が引き起こしているのか?ヒートはきていないけどフェロモンが漏れ出ているのか、だとしたら俺の管理不足のせい…

    『だったら尚更触らせねェよ、俺、本能に負けるのヤだからさ』

    既に数人に囲まれている、コイツら教室で悪ノリし過ぎだろ。足の速さには自信がある、バスケで鍛えてるからフェイントの要領でかわせる、でも。

    (もしも教室の扉に鍵がかかっていたらアウトだ)

    この事態から確実に脱出するとしたらその方向は背後しかない。一か八か窓に脚をかけそのまま紅葉の木を目掛けて飛び下り何とか着地する、

    (出来た…!足の裏ジンジンするけど、焦凍がたまにやるヤツ、俺でも出来るじゃん)

    取り敢えず人目の多い場所に移動して髪や服についた紅葉の葉を払い、枝で裂かれ血が滲んだ場所を軽く押さえて止血する。ハンカチも絆創膏も鞄の中、シャツは所々破れてしまったけれど身を守れたからヨシとしよう。

    (焦凍に3階から飛び下り成功したって言えないな)

    ことの経緯を話したらきっと焦凍は怒り心頭になってしまう。襲われたりしたら絶対隠さずに話すって約束しているからいずれは話すけれど、焦凍が熱出して寝込んでいる今じゃない。

    『あ、あの、爆豪くん』

    ン?何?振り返ったそこには女子生徒、確か2年生の先輩だ、

    『私、爆豪くんが襲われそうになるの見ていて、だから心配で、あの、鞄持ってきたの』

    サンキュ、俺なら大丈夫!そうお礼を言って鞄を受け取り、女子生徒の視界から消えたところで注意深く鞄の中を点検し、GPSが仕込まれているのを発見する。

    (やっぱり…!ってことは彼女はグル、しかも彼女はアルファだ)

    ベータの男子に俺を抑え込ませて、本番は彼女が仕切る算段なのだろう。女子に襲われることだってあるって習ったから驚きはしないけれど流石にちょっと落ち込んでしまう。だって、どれだけ鍛えてもヒートがくれば全身から力が抜けて立っていられなくなってしまうのだ、

    (落ち込んでる場合じゃねーわ、今だって何処から見られてるか解らねェ、早くまいて焦凍のお見舞いに行かなくちゃ)

    +++

    『勝己?』

    目が覚めると勝己の可愛い顔、どうやらオデコを合わせて熱を測っていたらしい。お粥食べれそう?ってこれまた可愛いエプロン姿で尋ねてくる勝己に二つ返事で応え、トレイに乗せて運ばれてきた卵粥をフウフウしてもらって食べる。

    『焦凍は猫舌だもんな』

    それはガキの頃の話だが、もう熱くても平気だと言ったらフウフウしてくれなくなりそうだから何となく黙っている。

    『そういう勝己こそ猫舌だろ?すぐ舌やけどするもんな』

    柔らかい皮膚はすぐに傷や痕がつく、ほら、こんな風に…ん?

    『この手首の痕、これ誰かに掴まれたんじゃねーか?』

    ビクンと小さく跳ねるのは肯定の証、勝己は俺に嘘を付かないし付けない。服を脱ぐよう促すと白い肌のあちこちに切り傷、これはどうした?焦凍の風邪が治ったら話すからって、いやこんな傷みて安穏と寝ていられるワケねえ。

    『切り傷は木の枝に引っ掛って出来た傷、手は掴まれただけで何もされてねェから』

    でも勝己、お前、

    『おっぱい大きくなってねえか?』

    もう、焦凍までそーいうこと言う!って言ってからしまったと言う顔をするけれどもう遅い。誰におっぱい揉まれそうになったんだ?ホントに手首を掴まれただけなのか?問い詰めたいことは沢山あるけれど興奮し過ぎて頭があちぃ、

    すると勝己の手が俺の手を取り、勝己のおっぱいに導いて柔らかな膨らみの上にのせ、更に上から勝己の手をのせて、

    『もしも俺の胸が大きくなってンなら、焦凍が弄り過ぎるせいだから』

    責任とってよ、なんて可愛いことを言われたら今度は怒りとのぼせのダブルコンボで鼻血を出しそうだ。そのままベッドに引き戻され、きっちり風邪治したらちゃんと話すからって言ったくせに、その翌日は勝己が風邪を引いて寝込んでしまった。

    +++

    (マジでアッチィ…)

    高熱が出るタイプの風邪だってことは焦凍で把握済みだったから、汗をかいた時の為に着替えのパジャマを多めに用意していた。なのにもぅ着替えねェし、コレだけ汗を掻いたら個人的な体質のせいできっと部屋は甘くなってる。

    (取り敢えずシャワー浴びてェ)

    もそりとベッドから抜け出しバスルームに向かうもクラクラして座り込んでしまった。こんな所でボンヤリしてたら風邪引きに輪をかけちまう、そもそもこのクラクラって風邪のせいなのか、それともヒートの前触れなのか?胸は確かに少し大きくなっているかも、それに乳首がキュッと立っていて、擦れるだけでも敏感に反応してしまう。

    (ダメだ、動けそうにねェ)

    遠くなっていく意識の中、今焦凍は何をしているかを考える。学校が終わったら部活して、その後お見舞いに来てくれるって言っていたけどそれはいつ頃だろう、今は何時で、後どれくらいしたら焦凍に触ってもらえるのか、

    『しょうと』

    名前を呼んだだけで乳首が勝手にキュッと固くなって痛い、思い切ってそれを摘んで揉みほぐして楽になろうとしたところで、

    『勝己、それは俺のモンだぞ』

    ヒャァァ、何てバットタイミング…!こんなことしたことなかったのに、こんなことしているのを焦凍に見られてしまうなんて、恥ずかしくて死ンじまう…!

    +++

    『バッドじゃねえだろ、ナイスタイミングだ』

    昨日勝己に何があったのかを調べ、不届者には二度と勝己に手を出したくなくなるようにたっぷり牽制をかけてやった。部活を休みにして勝己のお見舞いに来てみるとベッドはもぬけの殻、鼻腔を擽る甘い匂いは勝己が沢山汗をかいたことを示唆している。ならば綺麗好きな勝己は風呂に入りたがるだろう、そう考えてバスルームに向かうと案の定白いタイルの上にペタンと座り込んだ勝己が、せつなそうな顔をして自ら乳首を摘み上げていた。

    涙目に赤い顔、ピンク色に染まった元は白い肌、そしてサクランボのように紅く熟れた乳首、

    (ヤベェチンコが完立ちする)

    幸い、なんていっちゃいけないけど、既に熱でヘロヘロな勝己は自分のことに精一杯で俺のチンコまで気が回らない。それをいいことに俺は服を着たまま勝己を膝の上に座らせて、両の乳首を摘み上げ、跳ね上がる勝己を抑え込んでは刺激を与え続ける。すぐに勝己は乱れ始め、

    『しょ、と、も、ムリ』

    風邪ひきに過剰な刺激は可哀想だが、一度昂ってしまうとイくまでこの熱は治らない。俺は勝己が善がるよう反応を見ながら愛らしいピンク色の尖りを摘んだり捏ねたり、口に含み舌先で突いて転がしたりして勝己が善がるように導き、可愛く達した後は身体を流し髪を乾かして清潔なシャツを羽織らせた。

    (初めて乳首だけでイッたな)

    ベッドでスウスウと眠る勝己が元気になったら教えてやろう、きっと勝己は恥ずかしさのあまり怒るだろうが不可抗力だから仕方ねえ、残る問題はただひとつ、

    『このチンコ、どうしたらいいんだ?』

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