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    fgo_sawara

    @fgo_sawara
    小説あげるマン

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    ぬるいR-15。ケイぐだちゃんワンドロお題「バニー」

    兎葱「じゃーん♡」
     たゆんっ、と双丘が揺れた。思わず目を瞬かせると、愛しい蜂蜜色の瞳が弧を描く。
    「こういうの好きくない?」
    「いいえ? まさか……」
     双丘を支える頼りないオレンジ色のレザー。
     少し引っ張っただけでもペラリとめくれて、膨らみを取りこぼしてしまいそうだ。
     当然のような顔をして膝の上に座り込んだ少女は、こちらの首に腕を回してにこりと微笑んだ。
    「じゃあ……何かしたいことはありますか?」
     そう言って背を倒した。白いシーツに横たわり、長い作り物の耳の先をいじる。
     可愛いバニーガール。出会った頃は無垢だったのに、すっかり誘い方を覚えてしまって。
    「何をされてもいいような口振りですね」
    「えへ……どう思う?」
     駆け引きもお手のものときたか。
     自分がそうしたのだと思うとクるものがあるが、頬を赤らめる様子を見たいとも思うのはわがままか。
     肉付きのいい腰を両手で掴む。唇を引き結んだ立香は、胸を高鳴らせているようだった。
    「あっ……♡」
     親指でそっと子宮のある辺りを圧す。
     開発され切ったその子は、それだけで切なげに吐息を零した。
     潤ませた瞳を見ているだけで、可愛らしいコスチュームを剥いて丸裸にしたくなる。
     しかし今日は、こういった趣きなのだ。
     せっかくの特別な計らいを、無碍にするのは気が引ける。
    「可愛らしいうさぎさん、私に食べられるために来たのですね」
    「ふふ、どうでしょー!」
     愛しさが募る。このまま誰にも見つからない場所に隠してしまいたい。
     森の奥深く、洞窟の最奥、泉の深く底。私しか知らない場所へ。
     宝物のような赤い唇にそっと口付ける。
     私の口付け、ただそれだけが、ここを開く鍵であれ。
    「んぅ……」
     割り開かれた唇の間を縫って、彼女の口内へ侵入する。出会った小さな舌を誘い、熱い抱擁を交わした。
     途端に年甲斐もなく夢中になってしまって、ぢゅるる……と音を立てて少女を貪る。
     しばらくして唇を離した頃には、とろとろに蕩け切った蜂蜜色がこちらを見つめていた。
    「んはっ……ぁ♡もう……」
     がっつきすぎだと言いたげな瞳にすら、下腹部を熱くさせられる。
     二人の間を伝った銀色の糸が、ぷつりと切れる瞬間。
     再び唇を重ねて、再度の逢瀬を願った。
    「んむ♡ふ、ぅ……ん♡」
     どさくさに紛れて、バニースーツの谷間にあったファスナーをゆっくりと下ろしていく。
     手を差し入れて触れた肌は、少し蒸れて汗ばんでいた。
     それを恥ずかしがっているのか、もぞもぞと身体を動かすのが堪らなく可愛く思える。
    「……ん、どうしました?」
     わざと、何もわからないふりをした。
     少し頬を染めた少女は、汗をかいているからとこの手から逃れようとする。
     全てがあまりに……おいしそうに見えて、汗ばんだ下乳に唇を這わせた。
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