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    ka2chahan

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    ka2chahan

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    トワブレが恵方巻きを食べているだけの話
    (攻めフェラ描写が一瞬だけあります)

    現パロ節分トワブレ 今年の恵方は東北東らしい。
     お手製の海苔巻きを作ってリビングに運ぶと、「東北東ってまたハッキリしない方角だよね。もうこの辺りでいいかな?」とスマホの地図アプリを片手にブレが東北東を確かめていた。
    「大体でいいんじゃねえの?こういうのって気持ちが大事だろ?」
    「だよね」
     美味しそうじゃん、とブレが海苔巻きに手を伸ばした。美味しそうじゃなくて美味しいんだぞ。昼間スーパーで食材を吟味して厳選してきたものと、毎年トアル村から送ってもらう米の組み合わせで不味いはずがないんだから。定番の具材にしようかと思っていたが、ブレはツナマヨの海苔巻きが好きなのでわざわざツナ缶まで買ってきて作ったんだ。ツナマヨ、レタス、カニカマ、卵焼き…とまるで小学生男子が好きそうな具材の詰め合わせになったが、ブレが喜んでくれる顔が見たくて張り切ってしまった。口に入るサイズか不安なものの、ブレの口なら入るだろう…とまで考えて、ふと昨夜の情事のことを思い出してキッチンで真っ赤になってしまった。幸いブレはリビングでスプラトゥーンのバイトチームコンテストを空とライン通話をしながらしていたので、キッチンにいる自分の照れ顔には気付いてはいないようだった。危なかった。
    「いただきまーす。あっ、今から喋っちゃ駄目なんだよね。トワもだよ」
     リビングのソファに二人横並び──方角に合わせるため少し斜めを向いている──で座り、海苔巻きをほおばる。咥えるにはなかなかキツい太さになってしまったが、市販の太巻きまでの太さではないから咥えられないことはない。チラとブレに目線だけ向けると、あむあむと美味しそうにほおばっていた。幸せそうな顔に、「どうだ?」と感想を聞きたくなる。しかし食べ終えるまで会話をしてはいけないのだから、聞くのは後にしよう。こちらの目線に気付いたのか、ブレが一旦食べるのを止めて見つめてきた。ニコッと笑うその顔が、「美味しい!」と物語っていて嬉しくなる。そうだろう、ブレの好きな具材を巻いたんだからな。米と酢のバランスもバッチリなんだぞ。海苔をどれにしようかスーパーで数種類見比べながらしばらく迷っていたら、知らないおばちゃんから「恵方巻き作るの?」と声までかけられたんだぞ。
     ドヤ顔をブレに向けたら、フフッと笑われてまた東北東を向いて食べ始めた。やはり、昨日のことが思い返される。いつもブレはしつこくねちこくアソコを舐めたり弄ったりする。自分が主導権を握って余裕のないトワの喘ぎ声をたくさん聞けるから、というのが理由らしい。でもブレお前、挿れられてる時も割と主導権を握る時あるだろ?いつも乗られるばかりじゃ嫌だ、とこないだ乗っかってきて思いきり腰を動かしてたくせに。下から見上げるブレの火照った顔も可愛いから、乗られるのは悪い気はしないが。
     具材に入れたツナマヨがマヨネーズ多めでゆるかったからか、海苔巻きからはみ出て垂れてきている。「あっ、」という顔をしてブレが垂れたマヨネーズを舐めとる。その舌使いがアソコを舐めている時そのままで、海苔巻きと自分のアソコを重ねてしまう。俺のアソコを舐めてる時のブレってこんなエロい顔してたのか…と、ただ海苔巻きを食べているだけのはずなのにまるでフェラ中かのようなブレの表情に赤面してしまう。ブレはそんなつもりはないのだろうが、おいブレ。その顔はやべえから人前で海苔巻き食うんじゃねえぞ?絶対に男の前で海苔巻きほおばるな。時と空の前は許すが、他の男の前は駄目だ。お前のその顔は全人類カッコ男カッコ閉じるのアソコを勃たせてしまうからな。食べるなら切ってから食えよ。
     垂れたマヨネーズは無事に舐めとられたが、下からも具材が垂れ落ちそうになっている。仕方ない。ツナマヨは固形物ではないから、下側から落ちてしまう。ぎっしり詰めてしまったことを後悔したが、具材がたくさん入っている方が喜ぶと思ったんだ。
     垂れ落ちて袖につきそうになっていることに気付いたブレが、慌てて海苔巻きを目の高さまで持ち上げて、下側のはみ出た具材を舐め取ろうとしている。ああ、これはあれだ。アソコの付け根を舌でいじっている時のブレだ。アソコの付け根に執拗にキスしたり舌でぐるりと舐めたり、タマからゆっくりと舌を這わせていったりと、思いつくあらゆる弄りを毎回してくるブレ。そのくせ毛が口に入るだの毛が邪魔だの文句を言ってくるのだが。剃ったら剃ったで生えかけがチクチクして嫌だと言うのは目に見えているので、一度剃ってみてやろうかと思ったがやめた。第一、生えかけでチクチクなんてしたら自分が日常生活を平常に送れる自信がない。
     ブレの動きばかりに気を取られて、自分の海苔巻きは全く短くなっていない。いっそ海苔巻きをブレのアソコに見立てて食ってやろうか…と、ブレのを思い出して咥えてみて、自分はいつもこうやってるのか…と己の情事のスタイルを客観視してしまいむず痒くなった。ついでに言うと、ブレのせいですでにアソコはかなり元気になっている。どうしてくれるんだ。これを食べ終わったらブレのも食べさせてもらうから覚悟しとけよ…と意気込みながら、並行してブレのはこの海苔巻きより細いな…と考えてしまって余計食べられなくなる。
     そうしているうちに、ブレは食べ終わったようで「ふぅ」と大きく息を吐いた。「トワはまだ?」とこちらを見てくる。見てくんな。たかが海苔巻きを食べる行為だけでこんなエロいこと考えてることがブレに知られたら、食べている最中なのに声を出してしまう気しかしない。お願いだからこっちを見ずに、その空いた皿を流しに持って行ってくれ。大体その「ふぅ」という息の吐き方だって、散々アソコを咥えてしごいた後に出す息と同じだったんだからな。
    「ねえトワ」
     返事が出来ないとわかっているのかいないのか、ブレが話しかけてくる。何だよ、後にしてくれ。
    「この海苔巻き、トワのアソコと同じくらいの太さだよね。さすがに海苔巻きの方が太いけど。おれ食べながらトワのも咥えたくなっちゃった」
    「はぁ??!!?!!」
     予想してなかったブレの言葉に、思わず隣の部屋に聞こえるくらいの大きな声が出てしまった。もちろん海苔巻きは半分以上残っている。
    「後でやろうよ、ね?」
    「おま……ッ」
     同じこと考えてたのかよ、と自分だけがそうではなかったことに安心しつつも、自分だけがそう考えていたと思い込んで頭の中をぐるぐるさせていたことが急激に恥ずかしくなって、残り半分の海苔巻きを無理矢理口へと押し込んだ。
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