Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    beruguino

    @beruguino

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Gift Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 10

    beruguino

    ☆quiet follow

    A3!9幕のバレあり
    ・・・・・・・・
    ・・・・・・・
    ・・・・・・
    エアスケブお題より那智くんです

    Tap to full screen (size:2480x3508).Repost is prohibited
    💴💴💴💴💴💴💴💴💴💴❤👏❤😭😭🙏🙏🙏🙏💯💯❤❤💯
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    beruguino

    DOODLEフクロジV展示用ポイポイその2 ネップリの年齢操作現代学パロの市川(17)アカギ(13)の絵を描いたときに考えてたお話というか設定です!後半になるにつれ、もう書きたいとこだけ書きました めちゃくちゃだ! 

    破滅の予感エンドですが、それはそれとして歳が近い市川さんとアカギを並べた時アカギの方が生活力ありそうなの萌えなのでそういう日常回を永遠に見たい。全てが妄想なのに。
    無題 その年の夏も茹だるような暑さで、黄色いコンクリートの道路には真昼の日差しが照り付けていた。

     とぼとぼと、坂道をのぼる。

     滑降する。

     また歩いてのぼる。

     そして、滑降する。


     園長が子供から取り上げたものを保管している物置で、偶然見つけてくすねてきたスケートボードで、この夏、アカギは滑降を繰り返していた。
     自分でもどうしてこんなに飽きもせず繰り返しているのかわからなかったが、やめる理由もなかったし、だいいち、ありえないほど退屈で、暇だった。

     中学校の夏休みが始まる前、アカギがベッドに隠していたたばこと金を、施設の園長が見つけて取り上げた。およそ中学生には似つかわしく無いほどの金は、ギャンブルで手に入れたものだ。夜毎こっそりと抜け出して深夜徘徊するうち出会った南郷という男が、飲み屋で気まぐれにアカギにポーカーを教えたことがきっかけとなり、その豪運に入れ込んだ大人たちに連れられて、アカギはいまや半分違法な賭場にまで出入りするようになっていた。新しいルール、新しいゲーム。退屈は確かに紛れたから、他のことよりは気に入っていた。けれどアカギにはギャンブルというものが、今ひとつ何が楽しいのか、わからなかった。
    5890