ミーシャ、キルトゥーナ、トクサ、ロジオン~クローディエ本館~
キ「ハァァァいつ来てもここは落ち着かんのぉ…おい隊長!!!これほんまワシ来なあかんかったんかぁ!?」
ミ「おいキル、これで何度目だぁ!?!?今回の会議は副隊長も出席命令が出てんだ、いい加減腹くくれぇ!!!!!」
キ「アンタがうまいこと誤魔化しゃええ話やろが!!!!うちのは熱出して部屋から出られませんーくらい言うてもバチや当たらへんわい!!!!」
ミ「総隊長相手にそれが言えりゃ苦労しねぇんだっつの!!!!!!」
キ「ハァァァァ憂鬱や…今すぐ部屋帰ってAV見たいわ……ってぉおお!?!?!?おいサメあそこ見てみい!!!なんや乳デカい高露出女があるいとるやんけー!?!?!?」
ミ「あ"?……ゲェ…おいキル、あの女はやめとk「おおおぉいそこのでっかい乳のネーチャン!!!!こんなシケた男の城にそんな格好で乗り込んできて一体何の用や~???♪♪」………あのアホ亀ぇ…!!!!!!!」
ト「来たんじゃないよ、帰る所さ。さあどきな、そこにいられちゃ迷惑だ、海戦部隊のキルトゥーナ副隊長!」
キ「!?なんやこの乳女…???なんで滅多に街に出ん引きこもりのワシの肩書きや知っとるんや…!?」
ミ「自分で悲しいこと言ってんじゃねぇよ…。」
ト「なんだい、そんなに不思議かい?自警団クローディエの隊員の名前くらい知ってて当然じゃないか…しかしここまで間抜けそうな若造だとは知らなかったがねぇ!!こりゃ面白い情報を貰ったもんだ、カハハハハ!!!!!!!」
キ「何やコラ乳女ァ!!!!!黙って聞いたっとったら好きなこと言いやがってこのっ…
?「こちらこそ黙って聞いていれば、さっきからレディに失礼すぎやしないかな?」
…あぁ!?!?誰やコラお前!!!急にシュッと出てきぃ回ってコラァ!!!!!!」
ト「おや、ロジー、来てたのかい?」
ロ「気付いていた癖に、ズルいお人だ…。単身でここに乗り込んだと聞いて居ても立ってもいられなかったのですよ。さぁ、用も済んだのなら早く出ましょう、貴方の気高く美しい姿を一秒でも長くこういう輩の視線に晒したくはないのでね。」
キ「はぁあぁ!?!?!?何やコイツ!!!めっっっちゃキザったらしい奴やんけ!!!!!見たか隊長今の!!こんな自然に手の甲にキスすんの映画くらいでしか見たことないで!?!?!?」
ロ「…おや、そちらの長身の美人は海戦部隊のミーシャ隊長さんかな??」
ミ「…ハッ!?俺ぇ…!?!?」
ロ「話には聞き及んでいたが、こうして近くで見るとなるほど、女性と見まごう程端正な顔立ちだ…。大きく吸い込まれそうな漆黒の瞳、海の男というには余りにもきめ細やかな白い肌、無造作に纏められてはいるが美しく伸びた髪には思わず指を通したくなる…。」
ト「ロジー。その辺にしときな。あまりダラダラしてるとあの短気なペンギンが爆発して追っかけて来ちまう。」
ロ「…ああ、済まない隊長さん。君の美しさを言葉で表し尽くすにはあまりにも時間が足りない…もしまた会えたならその時はどうかな?一緒に食事でも。ではそろそろ失礼するよ。ごきげんよう、麗しの隊長さん。君に会えて良かった。」
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キ「………なっ…、何やったんやあのドクソキザ男はぁ~~~!?!?!?腹っ立つ!!あいつワシのこと総無視しよった!!!!!おいサメぇ!アンタもあんだけベッタベタな台詞でようわからんヤツに口説かれて、悔しいとか腹立つとかないんか!?!?」
ミ「……………」
キ「…あ?おうコラ、聞きよるんかサメぇ?…隊長?……き、気絶しとる……。」
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ト「ロジー、あんたほんと見境なしだねぇ。」
ロ「人聞きの悪い事を。僕はただ美しいものに目がないだけですよ。」
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復活した後「男に口説かれて喜ぶ趣味なんかねぇ!!(皇子以外)」と憤慨するミーシャとその事を面白がって方々に吹聴するキルトゥーナ
ロジオンは初見では絶対男と勘違いされるけど、一応は女性体!