ツィカト、イライジャ、バイハイドバ「とりあえずさーあ?勢いが大事な時もあるよツィカトくん?」
ツ「勢いで話しかけに行けって?絶対無理…!ザクゥと最近目すらあえへんもん、アホな俺でも分かる、絶対俺のこと避けとるよアレはぁ…!!」
バ「ザクちゃんとこの部隊最近忙しそうじゃん、ただ忙しいからツィカトのこと構ってる暇ないだけだってー。」
ツ「任務帰りにすれ違ったらお疲れーとか言よったのに最近それもないもん…。」
バ「それこそ自分から絡んで行きゃいいじゃんか!!このヘタレ!!」
イ「ちょーっと待った!そんなドヘタレツィカトに朗報だぜ!!!」
ツ「!!!うおおお待ってましたやでイライジャさまさまぁ!!!」
イ「コミュニケーションをはかりたい…しかし今のツィカトには前みたいにザクちゃんに絡んで会話するのはほぼ不可能…ということはつまり!会話しないでコミュニケーションをはかれば万事解決ってわけだ!!!」
ツ「お…おお?そうか!でも言葉発さなコミュニケーションやとれんて…!!」
イ「アホツィカト!!よく考えろって!!お前が単独任務に行ったとして、無事帰ってきて数日後にはドラスタ隊長はお前の任務の内容や任務中起きた事件やらしっかり把握してるの、なんでか分かるよな?」
ツ「いや普通に任務終わったら俺報告書出すし……ハッ!?」
イ「やっとわかったか!!そうだよ紙に書くんだよ!!手始めに筆記でコミュニケーションとって、慣れてきたら面と向かって会話すりゃいーじゃん!!!俺天才!!」
ツ「で、でも手紙いうてもザクゥ忙しいんやったら読んでほったらかしかもやし…。」
バ「あーなら手紙形式じゃなくて日記形式でお互いのいいタイミングでやり取りすれば?交換日記ってやつ!」
ツ「交換日記…!な、なんか会話するより恥ずかしいような気まずいような…。」
イ「ほら、うじうじ考えるよりは当たって砕けるのみ!だろ!!今すぐザクんとこ行ってこい!!ちゃんと日記持ってアタックするんだぞ~!!!」
ツ「お、おう!!!!!お前ら、ほんま助かった!!こうしちゃおれん、ちょっと日記買ってその足でザクゥんとこ乗り込みに行くわ!!!ほなまた後でなーー!!!!!」
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バ「ザクちゃん優しいから現品持ってこられたら断りきれなそうだしねえ…。」
イ「そーそー、ツィカトのアホがうじうじしてたら上手くいくもんもいかなくなるしな、ここは一つザクちゃんの優しさを逆手に取るって寸法よ…!」
バ「あーらら、悪い顔しちゃってるぜ♪撹乱王子~!」
イ「バカ、今だけは世紀のトリックスター、撹乱王子様じゃねえぜ…愛の伝道師キューピッドイライジャ様とお呼びっ!!」
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ムサい成人男性2人の交換日記、始まります