ジェームズ・素の性格
-冷酷で無機質に振舞っているが、他人の感情に酷く敏感である。そのため人と関わることを避ける傾向がある。
-本来は情に絆されやすく、自分以外を大事にしたいタイプ。そのため、自分か他人の命を天秤にかけられたら迷わず自身の命を捨てる。
・過去
-父親が諜報員であり、ジェームズは諜報員育成プログラムの1期生として幼い頃施設に預けられた。そのため親の顔を殆ど覚えていない。
-感情に流されず冷酷な判断を躊躇なく下せる都合のいい道具を育成するプログラムだったが、生まれながらに他人の感情に敏感で共鳴してしまうジェームズは失敗作としてプログラムから外される。
-しかし、情報収集力と変装スキルが群を抜いて優秀であったため、それを生かした諜報活動を仕込まれて今に至る。
-他人の痛みに敏感故に人を殺す行為が苦手で、自分では克服したつもりだが一瞬の躊躇いが出てしまう。
-諜報機関から何度か逃げ出そうと思ったことはあるものの、自身の存在すら証明できるものがないことと、逃げたら高確率で消される為に40まで諜報員として働いてきた。
―今では育成プログラムは廃止されているが、子供を大人が利用する行為、子供の自由や与えられるはずの愛情を奪う行為を酷く嫌悪している。また、それによって作られた自分自身も嫌っている。
思考回路
-自身の人生に価値を見出していない。命令をこなすことで良い国に近づくからという思いだけで諜報活動を続けている。
-今更自分の人生を歩むだとか、自由になりたいとか思うことも無いが、他人には自分のようになって欲しくないと思っている。
-アーロンにスパイだと知られて放置しているのは、彼を調べているうちに情が湧いてしまったからと、彼の行動理念に共感してしまったから。