最近の検索
    ログインするともっと絵文字を送れます
    持っているアカウントではじめる

    べろり

    @veroveroveer586

    らくがき、R18の混沌。
    注意書きまでご覧ください。
    いつもありがとうございます

    ☆こそフォロ
    ポイポイ 22

    べろり

    ☆こそフォロ

    webイベ用展示 👯リ殿/nsfw注意

    イベ期間中PASSあり
    PASSはリトリン内記載

    タップで全画面(原寸:707x1000)無断転載禁止
    🌋😭💖💖❤🐰💕🐰💖💖💖💖💖💖💖💖💖💖🐰💖🐰🐰💖💖💖💴👍👍💕💞💞🙏🐰🐰🐰🐰💘🐰🐰❤❤❤❤💖💖💖🐰🐰☺💖💖💖🙏🙏💖💖💖🐰❤
    リアクションをたくさん送って応援しよう!
    作者からのリプライ

    おすすめ作品

    のくたの諸々倉庫

    作業進捗いつか、その隣で笑えたなら/ディルガイ
    「猫の王国」パロ。すけべパートは分けたいので短いですがその3。真相が明かされるよ
    「嘘、だろ……? だってお前、俺よりも少し歳取ってるじゃないか」
    「……君が、即死じゃなかったからだよ」
    「え……?」
    「……僕が知る『一度目』の君は、急凍樹の力により氷漬けになってね。聞いたことはないか? 氷漬けになった動物が、長い年月を生きたまま過ごした話を」
     知っている。知っているがゆるく首を振った。それ以上は聞きたくないとばかりに、震えるガイアにしかし──ディルックはどこまでも、平坦に言葉を続けた。
    「僕は必死に、氷を溶かしたさ。だが君の負った傷は、あまりに深すぎたんだろう。君はそのまま5年ほど眠り続けて……ついぞ目覚めることなく、命を落とした」
    「じゃあなんで、お前は」
    「……生きる、つもりだったさ。それでもいつか、君が助けた……赤毛の猫をある日見かけて、無意識のうちに追いかけた。
     そうしたら、その猫はぐったりした青い猫のそばで必死に鳴いていた。だから僕は、その猫を獣医の元まで送り届けて……さて帰ろう、と思ってからの記憶がない」
    「それで、ここにいた……って?」
    「そうだ。聞けば過労だったらしい。猫を抱えて必死に走ったのが決め手だったからと、僕はここに招かれたけれど」
      1453