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    sk082022

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    のべりすと先生にセン舎小説書いてもらおうと思ったら普通に事件簿が始まった回

    「難しい顔してますね」一真はそう言い、光之介の隣に腰を下ろす。光之介は煙草を灰皿に置くと、一真に調査資料を差し出す。「今回の事件、お前はどう思う?」
    光之介から渡された資料には、一枚の写真が載っている。写真の中では、一人の男性が微笑んでいる。年齢は30代後半くらいだろうか。端整な顔立ちをしている。しかし、どこか違和感があった。
    「なんか、上手く言えないんですけど、嘘っぽいというか……笑顔が偽物みたいっていうか」一真は言った。
    この男の名前は、宮前清之。とある会社の社長だ。表向きの顔は誠実そうな人物に見える。だが裏では、違法薬物の販売や人身売買などに手を出しているという噂もある。
    「ばかにできないからな。お前の勘」
    光之介の言葉を聞きながら、一真はもう一度写真を眺める。すると、あることに気が付いた。
    それは、男の右目の下に小さなホクロがあることだった。一真の脳裏にある人物が浮かぶ。
    それは、宮前の秘書である女性のことだった。
    「センセー、これ……」一真は呟いた。
    その時、外から誰かが勢いよく入ってきた。息を切らしている。走って来たようだ。
    光之介と一真はその姿を見て驚いた。
    そこに立っていたのは、宮前の秘書の女性だったからだ。彼女は乱れた呼吸を整えると、真剣な表情で言う。
    「宮前が殺されました」
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