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    屍(大荒れペンギン

    ただの蝦夷クラスタが、落書きするだけのアカウント。まじで落書きでしかない。うちよそBL〜自創作やらCoCやら

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    POIPOI 23

    うっ流山……うっ…
    ふくちょときょくちょ…幕末です…

    #歴史創作
    historicalCreation

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    屍(大荒れペンギン

    TRAININGコルトさん家のブラレナを書かせて頂きました「また喧嘩してきたの?」
    「……別に、たいしたことじゃねぇよ」
    「怪我してるでしょ!」
    手当をしながら、レナはブラッドを覗き込んだ。その目が呆れでも怒りでもなくただ心配に揺れているのを見て、反抗する気もしぼんでいく。
    ブラッドは思わず彼女に謝ってしまいそうになるのをどうにか飲み込んだ。それは今回ばかりは、彼は悪くないからだ。そもそも喧嘩の理由なんて単純で、同ファクトリーの名も知らぬ先輩が、自分の彼女である今目の前で心配そうにしているレナに対して下世話なことをしようとしていたからに過ぎない。
    そうだこれは彼にとっては、正当な理由だ。
    「……ねぇブラッド、私ねいつも不安なの」
    「……あぁ」
    「ちゃんと、待ってるから絶対帰ってきてね。お願いだから……遠くに行かないで……お願いブラッド」
    目の前で、耐えきれないというように涙する少女が綺麗だった。自分ととことん真逆の彼女が眩しいとすら思う。いや、眩しくて唯一の帰る場所と言っても過言ではない。
    彼女はまるで自分の行く末を知っているかのように、不安に揺れている。
    先のことなど分からない。だけど今、彼にできることはただ一つだと、手を重ね 717

    屍(大荒れペンギン

    TRAINING楓さんと釛おじとユウジジと暁おじ
    (魔術師前提のただのドンパチ)
    轟音が響いた場所は、廃倉庫の中だった。それはまるで映画の世界のように、コンテナの一つを足場にして飛んだ。
    「さっさと死んじまいなクソ野郎!」
    「相変わらず、横暴な奴だな。乾楓」
     乾楓と呼ばれた赤髪の男は、憎悪にまみれた顔で冷え切った目をして対峙している絵羽嶋暁を見据えた。アイツだけはこの手で殺さなければいけない。何があってもだ。
    「あぁ、そうだ。お前の嫁と子供、もうこさえてくれないのか?あぁ、殺し甲斐があって楽しかったよ。一瞬で肉片になったんだから」
    「テメェ……それ以上無駄口叩くんじゃねぇよ、虫唾が走るぜ」
    思い出したくもない、自身の嫁子供を奪われ一瞬で気が狂ったあの日を。
    それから続いてきたあの苦痛と絶望と後悔と憎悪と険悪と自己嫌悪の全てが乾楓の中で煮え滾って怒りへと変わる。そうすればあとは簡単で、その完成された激情はあっさりと理性を飲み込んだ。
     自身だけならまだよかったかもしれないが、相棒の嫁子供まで奪ったその男を放置しておくわけにいかない。
    「オラァッ死ね」
    「全く手負いの獣って感じで怖いんだから」
     悠々と楓の重い一撃を躱したあげく、自分の手を汚さず、 1766

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    619ssom

    TRAININGうちよそで椋王と夜號のお話
    なんかテキスト上げられるぽいから試しに…。

    ただほんわりしたかわいい二人が書きたかったやつ。
    互いに信頼とかはしてるけど「好き」に気付く前かしら( ˘ω˘ )
    包まれる色


    今回うちの大将が落とした盗賊の集落は、聞いていたよりも規模が小さかった割に
    高価な金品や布、玉を多く隠していたらしい。
    俺が賊達を縛り終えて大将の元に戻る頃には、部下達が戦利品を抱えて大将に報告していた。

    普段 当主…大将の母親に楯突く奴等を懲らしめるだけなら、二度と歯向かうことの出来ない程度に叩きのめすんだけど

    今日大将の代わりに巳虺が言い付けられたのは

    「当主お気に入りの根菜が採れる集落のすぐ近くに、盗賊が拠点を置いたらしいから殲滅して来い」

    っつー事だった。

    賊が村近くを彷徨いちゃあ、安心して畑仕事も出来ないし
    当主が好きな根菜を届けるのも難しいってんで俺等が対処する事になり

    「最近鬱憤溜まってたし、賊残しても村に良い事ねぇから全部掃除すんぞ」

    …大将の鬱憤は当主からの「嫁はまだか」とか「跡取りを作れ」とかの小言が大半の原因なんだろう
    それを綿密に練った完璧な戦略で目標を達成する事により、苛立ちを発散させている節がある。
    賊を逃さず全て捕まえた上に戦利品が手に入ったとなれば、部下達も嬉しいもんだ。

    大将はぴかぴかした物に興味を示さないし、俺も高価な 3333