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    みゅうちゅー

    @myutwo99999

    FGO道ぐだ♀とモルぐだ♀中心ガウェぐだ♀とモーぐだ♀と高ぐだ♀大好き
    鯖ぐだ♀全般大体すき
    女攻め好きなのでぐだ♀道も好き
    NLと百合の人間
    美少女大好きごちうさとかも

    サークル:丼ケバブ
    https://www.pixiv.net/users/44329334
    3人でやってます
    ポイピクは私の自由広場にしてます

    リクエスト受付中
    <無料>
    お題箱
    https://odaibako.net/u/myutwo99999
    <有料>
    ポイピクのエアスケブへ

    基本描いたよってどこかに出したり、再録集とかに載せる可能性あります
    限定公開にしてほしい場合は予めご相談ください
    無料の方は遅くなったり完成できない時もあります

    基本はリクエストもらえたら嬉しいです!


    マシュマロ
    https://marshmallow-qa.com/myutwo99999
    マシュマロはサークルの方もありますどちちでも

    くるっぷもたまにいます
    https://crepu.net/user/myutwo99999#1

    にじみすにもいます
    https://nijimiss.moe/@myutwo
    日常と一次創作含む垢ははっちゃけててお見苦しいので気になる方はお問い合わせください

    諸々リンクまとめました
    https://twpf.jp/myutwo99999

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    みゅうちゅー

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    メンタル落ちてるぐだ子を甘やかして(?)くれる道満な道ぐだです。

    ##道ぐだ
    #道ぐだ♀
    #リンぐだ♀
    #FGO
    #蘆屋道満
    ashiyaDoman
    #ぐだ子
    stupidChild

    道ぐだ「減衰」マイルームにて。
    マスターの手伝いで事務作業を行っていた道満は、ふと顔を上げた。
    「マスター、昼餉の時間は大分過ぎておりますぞ」
    「え?あー...」
    道満の視線の先を立香も見る。
    時計は既におやつの時間へあと30分と迫っていた。
    「んーお腹空かないしなー」
    立香はふぅ、と息をついた。
    「おや?珍しいですな。我がマスターは常々食が随分と楽しみであったようですが」
    一瞬、はくりと息を呑む。
    「そうそう、エミヤのご飯美味しいからさー。あー今日体動かしてないからかなー」
    朝からずーっと書類仕事だし、と笑う立香に、黒曜石がすぅと細められる。
    「...食欲がないのは今々のことだけではありませぬな?」
    今度こそ、うまく返せる言葉がなかった。
    「う...ん...まあね?人間そういう時もあるっていうか...ほら運動不足だとどうしても...」
    「ええ。ですがマスターのそれは、運動の有無に関わらないものでしょう?」
    観念したように立香はうなずいた。
    何もないふとした瞬間。何もなくて気が抜けているからかもしれない。
    ふっと基本的な生活意欲が抜けてしまう時があるのだ。
    そう、きっと 異聞帯を壊し始め汎人類史のために戦い始めてから。
    すうっと若草色の爪が胸の中心をなぞる。
    「気が乱れておりますな」
    「気?」
    「ええ。魔力のようなものです。これが乱れると健康や精神に影響が出るものです」
    「へぇ...そうなっ」
    ぐいっと引き寄せられて唇が合わさる。
    「...っ!」
    気がつけば体ごとすっぽり覆われている。
    合わせ方の強引さとは反対に穏やかに優しく絡め取られて、離れる頃にはすっかり目の前の体にくたりと身を預けていた。
    「な、なに...」
    ふわふわとした余韻に平衡感覚が危うくて、錆青磁の衣をきゅっと握る。
    もたれかかった体はぬくもりを伝えてきて心地よかった。
    「少し強引ですが気の流れを整えさせていただきました。お身体も軽くなったかと」
    ぱちぱちとまばたきをして自らの体に意識を戻す。
    確かに霞がかかったような頭も、何かがつかえていた胸もすっと晴れて、世界が色彩を取り戻していた。
    「ほんとだ...ありがとう!さすがだね、道満」
    ぐりぐりとその胸に顔をすりつける。
    その頭を撫でながら道満は言った。
    「ですが、根本的解決ではございませぬ。...あなたは抱え込むのに向いてはいない。ここまで滞る前に、人でもサーヴァントでも捕まえて吐き出した方がよろしいでしょう。良いことも悪いことも全て」
    立香はそっと顔をあげた。
    いつも大仰な態度に本音を隠すサーヴァントの、珍しく真剣な面持ちだった。
    「...優しいんだね、道満って本当は」
    虚をつかれたようにその目が見開かれると、すぐに怪しげに三日月を描いた。
    「優しい、等と言うマスターは随分と純粋ですな。拙僧はただ、収穫前の果実がみすみす枯れてしまうのが嫌なだけです」
    みずみずしい状態でこそ美味しゅうございますからなァ、とのたまう道満の髪をぎゅっと引っ張る。
    「もー!人がせっかく感動したのに!これおひたしにして食べちゃうよ!」
    「おやめくだされマスター。拙僧の髪は山菜ではございませぬ。というか呪われますぞ?」
    「もー無敵じゃん道満」
    「お褒めいただき光栄です」
    にっこりと笑う道満に脱力して。
    顔を上げたにかっと立香は笑ってまた顔を埋めた。
    「もうそういうとこ!」
    だから彼女は知らない。
    その笑顔が眩しそうに見られていたことを。
    「...道満、今度聞いてくれる?良いことも悪いことも」
    「ええ、拙僧でよろしければいくらでも聞きますとも」
    「...ありがと」
    ぎゅっとその体を抱きしめて、立香は身を起こした。
    「はー、お腹も空いてきちゃった。食堂行かない?」
    「ええ、お供しますとも」
    何食べようかなぁと考えて、その思考が随分と久しぶりだったことに気づく。
    少し泣きそうになったのを誤魔化してドアを開けた。
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