マス「カイト~~~~…甘やかしてくれぇ~~~~」
たまたま近くにいて聞こえてためーちゃん「(マスターが事あるごとに言ってる上に、カイトは一度始めると甘やかす態度をやめることが無いから…そろそろ甘やかしの限界なんじゃないかしら)」
カイ「(少し考える)…マスター、今のままではこれ以上の甘やかしはできません」
メイ「(でしょうね)」
マス「(わかる。でも別に、今以上を求めているのではなくて、今すぐ頭撫でてくれるとかで全然いいんだけど)」
カイ「これ以上の甘やかしには、グレードアップが必要です」
マス「グレード…アップ…??」
メイ「(グレードアップ??)」
カイ「グレードアップすることにより、甘やかしの幅が広がり、今以上のパフォーマンスを実現できます」
マス「プレミアムプラン的な…?」
カイ「そういうものだと思っていただければ」
メイ「(カイトは何を言ってるの……)」
マス「つまり月額〇〇円で今以上の厚待遇が受けられると?」
カイ「いえ、お金は必要ありませんよ」
マス「えっ、じゃあグレードアップって何やるの?あ、バージョンアップとかボーカロイド部屋の改装とかの話?」
カイ「……関係性の、グレードアップです。マスターが俺を、人生の伴侶に選んでくれるなら、と…」
マス「(頭が爆散)」
メイ「(流れ弾に被弾)」
ちなみにこの後、頭が爆散したマスターはろくに返答できず震えるので、カイトは「……嫌なら、断っていいんですよ」って顔を俯かせて震える。即座に抱きしめるマスター。𝑯𝑨𝑷𝑷𝒀 𝑬𝑵𝑫__