愛してるよ 俺のひざしへの愛は、重たい。
ひざしを閉じ込めたい、束縛したい、触らせたくない、俺だけのものにしたい。
泣かせたい。夜、俺を呼ぶ声がたまらない。ずっと、ずっとそうしててくれと思う。
そんな俺の気持ちに対して、あいつの気持ちは、明るくて太陽のようだ。もちろん嫉妬されることもあるけど、ちゃんとその気持ちを素直にぶつけてくるし、だからといって束縛しようとは思ってなさそうだった。
お互いの時間を大切にしようという価値観があるし、その上で出来る限り一緒にいたいとか、キスしたいエッチしたいとか、もう全てにおいて明るく素直なのである。そんな太陽のようなひざしに、何度心救われたか。
だからこそ、この気持ちは、ひざしに押し付けたくなかった。
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