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    因幡(inaba_twst)

    @inaba_twst

    レオイデの🔞と進捗

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    因幡(inaba_twst)

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    無配の🦁💀文のプロットを書いてます。プロットなのでめちゃくちゃ散文ですすいません……
    💀くんがドラえもんのひみつ道具を作って🦁(好きな子に構いたい)(虐められていると勘違いされる)に報復しようとするお話です。
    間に合え……間に合え……

    無配

    コピーロボット
    タイム風呂敷
    スモールライト
    桃太郎じるしの吉備団子
    ほんやくコンニャク
    通りぬけフープ
    ウソ800


    【起】
    授業前
    「オイコラカイワレ、詰めろ。そこは俺の席だ」
    「……いや席順決まってないし。他にもたくさん空いてるだろ。そっち行ってどうぞ」
    「うるせえな。一番後ろの端は俺様の縄張りって決まってんだよ。」(ガッ)
    「ギャッ」
    「あ、ここ3人がけの席なんでェ、こっち失礼しまーす。シシシッ」 

    サバナクローでオセロされるイデア
    この2人の周りには自然とサバナクロー生が集まる。その中にぽつりといる自分は異分子でしかない。
    奇異な目で見られる。頭の悪い質問攻めに会う。それに答えると笑われる。
    帰りたい。つらい。
    僕は毎日精神をすり減らしている。これは精神的ないじめである。
    【承】
    植物園
    「いじめかなぁ〜????」
    「いじめだよ。一方的な蹂躙と言っていい。肉食獣がよってたかってさ、情けないと思わない?僕はヒョロいインパラの気持ちがよく分かるよ」(うんうん)
    「やや、これはこれはイデアさんと監督生くん。グーゼンすねぇ」
    「ゲッ」
    「草食動物が連れ立って何やってんだ?植物園に草でも喰みに来たってか?」
    目が笑ってないレオナ。
    イデアから目を離さない。イデアは目を逸らして監督生の方を向く。レオナの眉間に青筋が浮く
    「俺様の縄張りに無断で足を踏み入れるなんてな。それなりに度胸あるよなぁ、テメェは」
    「いや縄張りとか笑わせんでもろて……ここ公共の場なんで……」
    怖……何この人……(監督生の後ろに隠れる)
    「あ?」
    「お取り込み中失礼、レオナ。今からここを映研の撮影で使うから少しだけ出ていってもらえるかしら。教師の承諾は得てるわ」
    承諾書を見せる
    「あ、ヴィル氏!た、助かった……」
    「あらイデア。監督生もいるじゃない。何をしているの?」
    「い、いや別に、監督生氏と話をしてただけなんだけど……」
    チラ、と怪訝にレオナを見るイデア
    舌打ちをしてその場を去るレオナ
    「レオナさ〜ん!」と調子よくレオナの後を追いかけるラギー
    その光景を見て、「ドラえもんだ……」と呟く監督生

    後日
    「先輩、これ見てください」
    ドラえもん全巻セット
    「何これ、監督生氏の?」
    「はい。私物です。元の世界の本棚から持ってきました」
    「は?帰れたの?」
    「あ、なんか、いつも持ってる手鏡だけが部屋に繋がるようになっちゃって、全身は入らないので手だけ伸ばして一冊ずつ頑張って取って……ってそんな事は良いんですよ。これ読んでみてください。」
    「何で?」
    「昨日の光景があまりにもドラえもんだったから……」
    「??」

    「………………すごい。驚いた。作者は天才か???」
    「ね?ちょっとぽいでしょ?レオナ先輩がジャイアンで、ラギー先輩はスネ夫で、ヴィル先輩がしずかちゃんで……」
    「違うよそこじゃない。てか、僕がのび太だって言いたい訳、君。イイ性格してるよね。僕をこんな劣等生と一緒にしないでくれる?」
    「あ、そんな意味じゃ……えと、よくオルトくんに助けてもらってるの見るし……あ、オルトくんはドラえもんっぽいなって。スタイリッシュな」
    「嫌〜!!オルトにはこんなクソダサポケットついてない〜!!想像するだけでオバブロしそう。もうしそう。」
    「そんなに嫌」
    「まぁそれは置いといて……僕が凄いと思ったのはこっち」
    イデアの指がドラえもんの持つ道具を指差す。
    「道具?」
    「そう。このひみつ道具ってのは凄いよ。この中のほとんどが魔法工学で再現可能だ。あくまで拙者の理論上では、ですが。」
    「エッマジですか⁈タケコプターも?!」
    「いやそれは無理。プロペラに頭皮が引きちぎられて終了。グロ展開待った無し。その工学の矛盾をイマジネーションで何とかするのが魔道工学ですが、僕、安全じゃないもので飛ぶの嫌いだし作りたくない」
    「作る……?」
    ニヤリとイデアが笑う
    「キミ、さっき僕がこの劣等生みたいって抜かしたわけだけど、僕が大人しくいじめられて終わる人間だと思ってるの?」
    口をつぐむ監督生
    「丁度いい。僕もあのサバナクローの連中には嫌気がさしてたんだ。手っ取り早く猿山の大将をのして、どちらが上か思い知らせてやる。」
    フヒヒと高笑いするイデア
    『これはヤバいことになった』

    まずイデアが作ったのはコピーロボット
    シンプルな素体をした人形の鼻を押すと、押した人間とそっくりなコピーに姿を変えるという代物だ。
    自分の姿にさせたそれを、眠らせた状態でいつもの席に置いておく。
    きたきた。お山の大将ことレオナ・キングスカラーだ。
    いつものように、荒っぽく席を移動させられる暴力じみた行動と言動を撮影し、後々学校関係者や保護者に提出する資料としてまとめるつもりだ。(実際に提出するつもりはなく、レオナをゆする目的でやっている)
    しかしレオナは一向に動かない。イデアの人形を見下ろしたまま突っ立っている。と思いきや、特に暴力的なことをすることなく、いつもイデアが押しやられる真ん中の席へと収まった。ラギーがニヤニヤと笑い、レオナにこづかれている。
    「は??何、今日に限って」
    真後ろの壁にミクロン単位に小型化された隠しカメラで観察しているイデアは爪を噛む。
    授業が終了すると、昼休みを迎えた生徒たちはどやどやと教室を出ていく。
    この日、結局レオナはイデア(の人形)にちょっかいをかけてこなかった。しかし、時間が経てどもレオナが席を立つ様子はない。ラギーはとっくの昔に購買へ走っていった。
    『早くどこか行ってくれないかな。回収できないだろ……空気読めよ。ライオンってやつはこれだから』
    ブツブツと独り言を言っていると、不意にレオナの手が動いた。イデアの頭に触れ、優しくすいている。
    その衝撃の映像にイデアは開いた口が塞がらない。
    「な……にやってんの」
    呆然と呟くと、レオナの視線が一瞬後ろをを向いた気がして、目が合った感覚に陥って心臓が爆発しかけた。
    するとレオナはイデアの肩を抱き、上体をゆっくりと起こすと、上を向いた白い顔に己の顔を近づけていった
    今度こそ心臓が爆発したかと思った。
    レオナが、自分にキスをしている。正確には自分の姿を模した人形に。である。しかしそれは完璧に自分を模したものなので、見た目的には完璧に自分とレオナがキスをしていた。
    「はっ……?え……?」
    発狂したのかと思った。レオナが。完全に狂人であった。意図が全くわからない。
    そうこうしてるうちに唇は離れ、それはイデアの頬、鼻、瞼へと落とされる。
    イデアの心臓はもう限界だった。顔が熱くてしかたない。
    そして首筋へ歯を立てられそうになった時、レオナの瞳がこちらへと向いて、ニヤリと弧を描いた。
    レオナが去った後、変身が解けた人形の素体は床に落ちており、その首にはオレンジの組紐がリボン結びされていた。レオナの髪紐だった。
    バレていた。レオナはイデアが偽物であることがわかっていたし、後ろで見ている本物にも気づいていた。
    「……その喧嘩、買った」
    イデアは挑戦的な笑みを浮かべるレオナを思い出して、人形を強く握る。
    この時から、イデアの胸には正体不明の疼きが巣食い始めた。

    次に作ったのはタイム風呂敷
    これは、生き物を含め、物体に流れる時間を任意で操作できる道具である。
    青い面を上にして被せると物体の時間が進み、赤い面を上にして被せると時間は後退する。つまり、人間がこれを使うと、歳をとるのも若返るのも思いのままというわけだ。
    イデアは早速、赤い面を上にして被ってみた。するとみるみる目線が下がり、服や靴がダボダボとして収まりが悪くなる。
    鏡舎横のトイレで風呂敷を被ったイデアは、鏡に映る自分が思惑通り5歳ほどに退行したのを見てニヤリと笑った。魔法薬事故で若返った場合、記憶も共に対抗することが多いが、このタイム風呂敷は記憶と精神年齢は維持されるように設計されていた。
    サイズが合ってない衣服を持て余し、靴を引きずって歩く。サバナクローへ続く鏡をくぐると、その辺にいたサバナ寮生が尻尾を逆立てながら驚き、寮長〜!!!!という叫びが休日の穏やかな空間に響いた。
    かくして、レオナはやってきた。
    現在、イデアはレオナの膝の上に座らされている。
    甲斐甲斐しく食べ物を口に詰められ、頭を撫でられ、子供らしく部屋を暴れてみれば笑いながら許容してくれる。
    イデアは首を傾げた。己の分析によれば、レオナは子供が嫌いなはずだ。甥っ子に強く当たっている映像をハックした監視カメラの映像で見たことがある。自分の身内ですらそうなのだから、仲が悪い同級生が小さくなったモノになど目もくれないと思っていた。
    そうあって欲しかった。何せ、イデアはそんな非情なレオナを記録に残したかったのだ。理由はコピーロボットの時と同じである。
    「ホラ、しっかり食え」
    「むぐ、むぐ……っ!も、もうお腹いっぱいだよ……」
    食を促すレオナに待ったをかけて頭を振ると、全然減ってない料理にため息をつきつつも、柔らかく笑ってイデアの頭を撫でてくれた。そのままするりと頬に指を滑らせると、唇をふに、と触られた。
    イデアの脳は瞬時に先日のことを思い出し、自分の唇に口付けられたわけでもないのに、レオナの感触を思い出した気になって顔を真っ赤に爆発させた。
    首を思い切り逆方向に捻ると、背後でくつくつと笑う声が聞こえた。振動が背を介して伝わってきて、イデアの顔に更に血が集まる。
    「お、噛み跡無くなってんな」
    その言葉にイデアは反射的に右の首筋を抑えた。そして、自分のしでかしたミスの大きさに血の気が引いた。
    おそらくバレていたとはいえ、認めてしまった。あの人形が自分の差金であることを。
    今の自分の記憶は18歳のままなのだと、証明してしまった。
    「……」
    「……」
    イデアは、これ以上は滑稽で幼児の演技ができなかった。しかしレオナはそのことに言及はせず、それどころか、変わらずイデアのことを幼児として扱った。
    「明日、寮まで送っていってやる。そこから先はお前の家族がなんとかしてくれるはずだ。だから今日はここで寝ろ。いいな?」
    「……」
    イデアとしてはもとよりそのつもりだったので、ぎこちなく頷いた。
    その夜
    広いベッドの上で、レオナから少し離れたところで丸くなっていたイデアはそろそろと起き上がった。
    レオナの寝息が聞こえる。
    イデアはポケットから取り出した懐中電灯のような物で自らを照らした。
    すると、小さな体がさらに小さく縮んでいき、今やイデアのサイズは手のひらほどの小人のようになっていた。
    イデアは大きなベッドの下の隙間に潜り込む。そこにはたくさんの本が所狭しと押し込まれて眠っていた。
    ハードカバーの魔導書や専門書は本棚に整理されているのを見た。ここにあるのはほとんどが雑誌だ。この中にイデアのお目当てがあるはずだった。
    レオナの寝息を聞きながら、イデアは必死にとある本を探した。そして見つけた。何を隠そう、エロ本だった。
    「あった……!!」
    健全な男子たる物、この手の本の一冊や二冊はベッドの下にあると踏んでいたイデアは、大手を振ってそのページを開く。すると、胸が大きなお姉さんたちが所狭しとひしめくページが延々と続き、
    「レオナ氏は巨乳が好きなんですなぁ」
    と、ニヤニヤと彼の弱点を知った気持ちになって歯を剥き出して笑った。しかし、その喜びは長くは続かず、グラマーなお姉さんを見るたびに気分は落ち込んでいく。
    「……こんなのが好きなんだ」
    イデアは自分の胸を触る。貧相な男の胸板。今は男児になっているので多少脂肪が乗っているものの、真っ平なことには変わりはない。
    「あーあ、白けた。こんなの拙者の趣味じゃないでござる」
    とりあえずエロ本の山を写真に撮っとこ。
    メインストリートの掲示板に貼り付けてやる。校内新聞のゴシップ部門にタレ込むのもいいな。
    ゲスな笑みを貼り付けて、ベッド下の全貌が見えるように後ろへと下がる。すると背中が何かにぶつかった。ベッドの足かと思って振り返ると、そこには宝石と見違うような美しいエメラルドグリーンがあった。それはイデアと「目が合う」と、ゆっくりと弧を描いていって……イデアの意識はそこで途切れた。

    「はっ?!!!?!!」
    起きると、そこはよーく見知った自分の部屋の天井だった。
    体をペタペタと触る。いつもの骨ばった自分の体に安堵する……わけがない。全身から脂汗が吹き出るのがわかる。
    「……ビッグライト使ったっけ?」
    昨日の記憶を思い出そうにも、レオナのベッドの下に潜り込んでからの記憶がない。
    昨晩、イデアを縮小せしめた懐中電灯はスモールライトといい、光を当てたものを何でも小さくしてしまうという代物だ。スイッチを切り替えることでビッグライトにもなり、その名の通りスモールライトとは逆の働きをする。
    というかそもそもタイム風呂敷で年齢が逆行していたはずだ。
    全てが元に戻った状態で自室で寝ている状況に頭を抱えていると、自室からやってきたオルトがひょっこりと顔を出した。

    「兄さん起きてる〜?」
    「あ、ああ、オルト、おはよ……」
    「おはよー!兄さんちゃんと起きててえらいじゃない!明け方にレオナ・キングスカラーさんが送り届けてくれたんだから、お礼言わなきゃダメだよ!」
    「ああ……」

    サバナクローで交わしたレオナとの会話を思い出す。そういえば送るとか何とか言っていた気がしないでもない。

    「あと、兄さんの私物だからーってレオナ・キングスカラーさんが何か置いてったよ」

    オルトの指さす方を見ると、机の上に置いてあるタイム風呂敷と、さらにその上に鎮座するスモールライト兼ビッグライトが見えた。
    イデアの額からさらに脂汗が滴り落ちる。そんな兄をよそに、弟は朗らかに続ける。

    「レオナ・キングスカラーさんって優しいね!こんな風に兄さんを大事に抱えてさ、まるでプリンセスと王子様みたいだったよ!」

    オルトはにこやかに両腕を前に出して、何かを抱き抱える仕草をする。それはいかにも物語の王子が姫を抱き抱える時にするかのような……

    「ウ゛ォェッ!!!何してくれてんだ弟の前で〜〜〜〜!!!!こ、殺す〜〜〜〜!!!!!」
    「メッ!親切にしてもらったんだからそんなこと言わないの〜!」

    あまりの焦燥に悲壮感さえ漂う兄と、それを可愛く嗜める弟。
    珍しいにも程がある寮長の絶叫で叩き起こされた寮生は、そのあまりの温度感の差に思わず笑ってしまうのだった。


    ∴ ∴ ∴


    「猫たん、猫た〜ん……♪」

    イデアは現在、メインストリート脇の茂みで猫探しに興じていた。
    ここ最近の彼は機嫌が悪かった。理由はもちろん、レオナに対する報復が悉く失敗に終わっているからだ。
    思い出すだけで腑が煮え繰り返りそうだった。
    レオナの部屋での一件以来、あのライオンとは顔を合わせていない。
    また近くに来られたら困るので、教室では不本意ながら敢えて誰かの隣に座ったし、その度に殺気が漂ってきた気がするが、無視をした。
    そんな殺伐とした毎日の中で、この時間だけは唯一イデアを癒してくれる。
    オルトが近くにいた頃は日々心が穏やかだったのに……なんて、ありし日に思いを馳せていると、茂みから一匹の猫が現れた。

    「猫たん!」

    イデアは懐から何かを取り出すと、逃げられないうちに猫の眼前へと投げた。それは何やら丸々としており、猫は興味深そうに匂いを嗅ぐと、おもむろに齧り付いた。
    咀嚼して飲み込むまでを固唾を飲んで見守る。するとどうだ。いつもならば燃える髪を見るなり脱兎の如く逃げ去る猫であるが、イデアの方へすり寄って体を纏わり付かせている。

    「はわ……!!!しゅごい、さすがモモタロー印のキビダンゴ……!!!」

    桃太郎印のきび団子とは、




    【転】
    【結】
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