片翼の鳩この世界には、天界というものがあるとされている
天界には、天使はもちろん、女神様や、神の使いの生き物達が住んでいるとされてる
そこはとても賑やかで、平和だと下界の人々は言った
ある1人の天使が下界の人間に恋をした
一目惚れだ、
その天使は人間になることを望んだ
天使は翼をもぎ、人間となった
人間との間に子ができ、2人は子を愛した
天使だった者は、翼をもいだことにより、寿命が縮み、子を産んだあと、3年ももたなく死んだ
下界の人間は、規則違反として処刑された、
子は天界へ送られた
「シルファ様、おはようございます、」
「今日も仕事だ、遅刻をせぬよう務めろ」
「…はい、分かりました、…頑張ります!」
「はぁ」
「今日も仕事…最近休みがない、いくら天使が病院にかかりにくいとはいえ、僕は半分人間なんだから、限界があるよ、、」
「今日もご挨拶をしてくれなかったし、、」
「まあ、ご飯とかとちゃんと出してくださってるし文句言っちゃダメだよな、」
「…よし!頑張ろう」
……
「ふぅ、終わった、疲れた…」
「あ、シルファ様、お疲れ様です、!今お掃除終わりました…!」
「そうか、仕事の追加だ、」
「ぇ…」
「図書館で本の整理、それが終わったら、ここへ来て欲しいとアルフレッドが言っていた」ペラ
「アルフレッド様が、、はい分かりました」
「…。」
「はい、頑張ります」はは、
「…そうか、では」
「相変わらず冷たいお方だな…」
「ダメダメそんなこと言ったら、もし聞かれたらシルファ様に殺される…!」
「仕事の準備しなきゃ、」
「…分かってるさ、そんなこと、でもお前のためなんだ、」
……
「うぅ、本重い…こんなの能力使えば簡単に片付けられるのになんでわざわざ僕にやらせるんだよ、効率が悪い…」
「ん?この本の題名、とても面白そう…」
「…少しぐらい読んでもいいよね、?」
……
「ああ!もうこんな時間!!本に夢中になりすぎた!急いで片付けないと!!」
「遅いぞ!」
「す、すみません、!!」ひぃ
「本の片付けごときでこんなにも時間がかかるとは、情けない」
「すみません、!」
「アルフレッド様、一体なんの用事でしょう」
「話をそらすな、まあいい、お前に下界の調査を頼みたい」
「え、下界ですか?」
「そう言っているだろう、安心しろ、お前の他に、烏のソルトと、白鳥のミカが一緒について行く、」
「いつ、行くのでしょう、?」
「今夜だ」
「今夜?!は、はい、!」
「そこで下界で1晩過ごして貰うことになる、身支度もちゃんと済ませとくように」
「分かりました」
……
「ふぅ、だいたいこんなもんかな」
「アルフレッド様急過ぎるよ、、まったく、」
「あれ?こんなのあったっけ?」ゴト
「ギャー!!!」
…
「あいたたた、結構敷き詰めてたもんな、あ、これ前読んだやつだ!あ、こっちはアルフレッド様から貰った本!」
「ああぁ、どれも持っていきたい!!」
「その必要は無い」
「あ、アルフレッド様!すみませんお見苦しとこを…」
「お前は本が好きだからな、こうなることは目に見えてた」
「うぅ、」
「大量日本を持ってこられたら調査の邪魔になる」
「う"、」
「少なくとも3冊までに来ておけ」
「アルフレッド様ぁ、!!」
「よせ近づくな、ベタベタするのは嫌いと言っただろう」
「はぃすみません」
「そんなに持っていかなくても俺が…」ボソ
「何か言いましたか?」
「いや、こっちの話だ」