Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    kia_bluebird

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 27

    kia_bluebird

    ☆quiet follow

    ※門さん女装
    ※フリルランジェリー
    ※大したことない
    門さんフリル似合うよねって話から描いた絵なんだけどなんか違うものができた。
    2枚目は差分。

    #門倉利運
    kadokuraLeeWan

    Tap to full screen (size:1280x1280).Repost is prohibited
    🍑☺💖👏👏👏☺☺🍑💗💕🍑🍑😍☺👏💖🍑👏👏👏👏☺☺👏👏👏☺☺🍑🍑🍑💖💖💖💖💖💖☺🙏💗💗❤❤
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    related works

    くいっくすた

    DONE法務部✳️と工務部🦌のとこにいる✳️推しモブ子による観察記録。
    先日上げたバレンタインの話(問答無用の大遅刻)の日のモブ子視点。以前からたまにモブ子を書いていたので、ちょっとじっくり✳️🦌というか✳️部長の纏う「ニオイ」を探ってもらいました。
    途中途中の細かいとこの補完はできれば前の話を読んで欲しい…っ!
    🦌は影くらいしか出てこないです…。
    定点観測第X次中間報告―それでもモブ子は推したい― 総務、法務、品質、人事、我が経理。リモート業務がすっかり定着した当社にあっても、実は内勤部隊の出社機会は他部署に比べまだ多い。
     御用聞き的なところもあるし、現代的労働環境の申し子であるはずのITチームだって機器が社内にある以上全く出社しないわけにはいかない。
     内部の人間と関わるのが業務の大半を占める私たちは、皆の様子を気にかけておくのも仕事の一部だ。単に私がちょっとお節介焼きなせいもあるけど、職業病に近い。そしてこのところの私の気にかけ職人魂を断然揺さぶり続けているのが法務の門倉部長。
     総務との兼任部長というなかなかの重責ポストでありながら、そんな素振りをちっとも見せない。偉ぶるところはないし上下も部署間も関係なく誰にでも対応が柔らかい。というか柔らかすぎてもはやユルい。
    4446

    recommended works

    calabash_ic

    MOURNING出会って初めての年末、12月29日の夜
    はじまりにはまだ遠い/キラ門 がらがらと扉が横に引かれ、冷気と共に門倉が入ってきた。肩にうっすら積もった雪を叩いて落とし、慣れた様子でカウンター席の一番奥の椅子を引く。今日はきっと熱燗がいいだろう。水を張った小鍋を火にかけてからいらっしゃいと湯気の立つおしぼりを手渡せば、ああとかうんとか言いながら手を拭き、ついでに顔まで拭いている。軽く吹雪いている中を歩いてきた耳が切れそうなほど赤い。この男が店に来るようになってそろそろ四ヶ月になる。食の好みもなんとなくわかってきた。イカの煮付けあるぞ、好きだろ、と言ってやると「あとは任せるわ」と口の端だけで笑った。今夜は特に疲れている。
    「納めたか?」
    「なんとかな」
     本当なら昨日で仕事納めだった筈なのに、ぎりぎりになってトラブルが続き出社になったと聞いていた。いつものこの時間ならそこそこ賑わっている店内も、他の常連客は既に帰省してしまっているので誰もいない。店も明日からは休みだ。門倉が今年最後の客だろう。疲れ切った目を閉じて背を丸めている姿を視界に入れながら、沸いた小鍋の火を止めて徳利を浸す。いくつかの惣菜を見繕って小鉢によそい、門倉の前に並べる。
    1520

    calabash_ic

    MOURNING
    夜 くだらない会話の一例/キラ門 それぞれの部屋に寝具はあるが、共寝する夜もそれなりにある。数ヶ月前に布団からベッドへ買い替えてからその頻度が上がった。新しいマットレスが気持ち良いだの睡眠時無呼吸症候群が心配だの色々と理由を並べているキラウㇱにも思うところがあってやっているのだと察しているので、門倉は特に何も言っていない。真夜中、いつも先に寝てしまう門倉のベッドの脇にキラウㇱがのそりと立つので、布団の端を捲り上げてやる。キラウㇱは身体を滑り込ませて、大抵の場合は門倉の首の下に腕を差し込み、頭を抱えるようにして眠る。これが六割くらいだ。門倉の腕の中に潜り込んで、脇の辺りに顔を押し付けて眠るのが三割。残りの一割は、ほとんど手も触れず、ただじっと門倉の眠る様子を眺めている。同居を決めた際に「眠っているのを起こしたくないから寝室は別々に」と言い出したのはキラウㇱの方だったので、その彼がこういう風にする事でしか片付けられない感情を持て余しているのならなんでも許してやりたかった。今夜は三割だ。門倉がしてやれることは少ない。精々キラウㇱのために布団の隙間を開けてやり、朝は何食わぬ顔をしてくだらない言葉のやりとりをするくらいだ。
    1051