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    s_eneka

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    にょ若沢始まらない話

    親に似た異性を好きになるってよく言うじゃないですか。若がお嬢だったら、好きになるのは沢城に似た男だったりしないかなと。

    口数少ない不良ばっかり好きになる10代半ばのお嬢。でもどの男も沢城ほど落ち着いてないし、度胸もありません。若いし、不良と本職比べるのがそもそも間違いなので仕方ない。
    相手の男も最初は病弱黒髪ロング美少女お嬢(勉強できる優等生だけど裏で荒れてる)に興味持ちますが、父親が殺しの荒川組組長と知ってビビって離れてしまいます。
    たまにイキって「父親がヤクザの組長?お前と結婚して後継いでやんよw」みたいなこと言う不良くんも、お嬢迎えに来た沢城に睨まれると速攻縮こまるし、お嬢も幻滅して態度一変させます。でも後で沢城に私の交友関係に口出すなと怒る。もう冷めてるのに。

    そんなことが何度もあり、ある時ふと沢城の前で「沢城みたいな男がいればなぁ」と零すお嬢。冷や汗かきながら、お嬢のこれまでの男(付き合うところまでいってない)がいかに肝が据わってないかの愚痴を聞かされ続けます。
    ついに「沢城みたいな男探すより沢城と付き合った方が早いかな」みたいなことを言われ「勘弁して下さい。親父に殺されます」と言ってしまう沢城。結局沢城も親父の言いつけで自分の近くにいるのだと思い、内心傷付きながらも不機嫌になっちゃうお嬢。可哀想に。

    そんなこんなで余計に荒れるお嬢。お嬢の帰りが遅いので、親っさんも流石にお嬢が荒れていることくらいは知ってます。
    ついでに親っさんへの反抗期も激化しますが、親っさんはあんまり叱れません。親っさんなので。
    代わりに事務所で沢城に「あいつは全然俺の言うこと聞いてくれなくてなぁ。年頃の娘ってのは難しいなぁ…」と愚痴る親っさん。「親父のパンツと一緒に洗濯するなーって勢いだよ」などと言いますが、親っさんは洗濯してないのでお嬢は親っさんにそんなこと言ってません。洗濯もしてないのにそんな例え出すな。

    「いっそお前んトコに嫁げば少しは落ち着くのかね」と言った途端沢城が真っ青になってしまうので、氷川興産時代のことを思い出して「ハハ、冗談だよ」とすぐ引っ込める親っさん…

    なんにせよ実の娘なので、絶対に若沢始まりません。というか始まったら困る。


    あとなんだかんだでお嬢が親っさんに似た男に惹かれてしまうのも良いような気がしますが、たぶん親っさんに似た男はどこ探しても見つからないのでこの話はおしまいです。
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