Jzp6L☆quiet followDONE彰冬悪魔の彰人と契約する王子の冬弥 Age verification Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow Jzp6LPROGRESS彰冬センチネルバースの全年齢部分 熱狂渦巻くフロアから離れて、バックヤードに足を向ける。目の前には相棒、冬弥が座り込んでいた。外界から意識を隔絶するように耳を塞いで目を閉じている。ぽんと肩を叩くと冬弥は少し顔を上げ、彰人を見た。 「つらいか?」 こくりと頷いたのを確認してから冬弥の正面にしゃがむ。白い頬に手を当て、額を合わせる。段々と冬弥の意識に潜っていく。呼吸が重なっていく。ひとつになっていき。 この世界にはセンチネルという感覚が発達している人間がいる。冬弥はその内の一人で聴覚が非常に発達していた。歌を歌うという点ではその能力は長所だが、周囲の音に過敏で体調を崩しやすい面もある。そこで登場するのが彰人たちガイドだ。鋭敏になり、自らを傷つけかねないセンチネルの感覚を鎮めるのがガイドの持った能力だ。だからイベントの終わりにはガイディングをして冬弥をケアするのがふたりの決まりごとになっていた。 5134 Jzp6LDONE彰冬悪魔の彰人と契約する王子の冬弥 3132