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    hico2号

    @hico2go

    ※腐向け/轟出とか

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    hico2号

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    職場で意識を飛ばした時に浮かんだ脳内漫画を描けないので文でおこしました。怒らない人だけ失笑しにきてください。(※小説じゃないです。くだらないセリフ文のみ)

    個性事故をニコマで殴るとどいず「緑谷!! おい緑谷ッ!! 目ぇ開けろ!!」
    「大丈夫かい二人共! 緑谷くん……!?」
    「突然糸が切れたみてぇに意識を失った。たぶんあいつの個性だ」
    「今ヤオモモ達が相手してる女!? ウチもあっちの応援にッ」
    「ふふ、うふふふふ!かわいい眠り姫が出来上がったわね。そう簡単には目覚めないわよ、だって私の個性はそええええエエェ!?」
    「なっ、何をしているんだととどろとどろきくん!?!」
    「ん……、お。起きた」
    「……ハッ、僕は一体……!?」
    「今ズギャアアアァァァンって効果音見えたんだけどウチだけ?」
    「なっ、なっ、なんでよォ……!?」
    「お前今、“眠り姫”つったろ。そのくらい俺でも知ってる」
    「な、なるほどそういうことか!!」
    「でもフツーいきなりキスしなくない?」
    「え? キ?」
    「おい、もし眠らされてもキスで起きるぞ! こいつの個性そんなに怖がることねぇ!」
    「キッ、エッ? 今ぼく何、エッ」
    「ちょっと、間違った解除方法広めないでよ!?」
    「間違ってんのか」
    「あ」
    「なら話せ」
    「だっ、誰が! バッカじゃないの! バーカバーカ! 一生片思い!」
    「」
    「しっかりするんだ轟くん!!」
    「あんたさっきまで王子様役だったくせに打たれ弱すぎ!!自信持ちなよ!!」
    「あの轟くん僕もう大丈夫だから……起きていい……?」


    ※想い人からキスを受けると目を覚ます個性、だそうですよ 〜HAPPY END〜
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    💏😚😂💯💒😂😂😂😂💴💴💴💴💴
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    Replies from the creator

    hico2号

    DOODLE高校生轟出。診断メーカーで『初夢に互いが出てきた無自覚両片思いtdizは二人とも好きな人の名前を全力で叫ばないと出れない部屋に入れられました』と出たので、フワーッと浮かんだのをお題を少し改変して短いのを書きました🎍ほんとは初夢って大晦日じゃなくて1日に寝て見る夢だけどもまぁ…目を瞑って!
    好きな人の名前を全力で叫ばないと出られない部屋に入れられた付き合ってない無自覚の高校生轟出「あれ……」
     眠いような、重いような頭を揺らして、ぼんやりした視界でなんとか像を結ぶ。けれど何もなかった。どこか、白一色の空間に佇んでいる。
     何をしてるところだったっけ?
     ぐるりと周囲を見回すと、見知った友人が思いの外近くにいて思わず声を上げた。
    「えっ、轟くん!」
    「……緑谷……?」
     僕の顔を認めた後、さっきまでの僕と同じようにこめかみを押さえて、周囲を見回している。
    「どこだ、ここ?」
    「わかんない……僕ら閉じ込められたのかな?」
     床も天井も、四方全てが白い簡素な空間で、ドアも窓も見当たらないことは一目瞭然だ。
    「ここに来るまでの記憶あるか?」
    「それが、何も……」
    「そうか。原因はわからねぇが、立ったまま寝てたとは……考えたくねェな」
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    hico2号

    MOURNING轟出/去年のクリスマス話としてpixiv掲載中の『追ったきらきら、のみこんだ』の直後の時間軸、緑谷君視点ver.です。あちらの話からでないとイミフです💦
    12/17のそばそばで発行した個人誌に書き下ろしとして掲載しています。通販ご利用頂いた方には、お手元に届くより早いweb公開となり、すみません…。奥付ページに入れた、更にその後のオチ?については本のみの掲載なので、併せて見て頂けたら嬉しいです。
    見上げたきらきら、とりこんだ■side: lovers ver. I

     轟くんがかっこいい。
     誰にともなく胸中でそんな惚気を叫んで、出久は両手で顔を覆うとずるずると自室の床に座り込んだ。
     母が夕飯を作ってくれているのは分かっているが、余韻がすごくてまだ顔を出せそうにない。
     目を閉じれば容易に瞼の裏に描ける街のライティング、隣を歩く好きな人の優しい表情。人の視線を気にする出久を慮ってか身体の間で隠すように握られた手のひらの温度。それから、はじめての———
    「—――ッ‼」
     ぼぼっと耳まで赤くして、顔を覆っていた手のひらを口元にずらした。心臓がとび出そうだ。かさついた自分の手が、まだあの感触をありありと思い出せる唇を辿る。
     考え込む時のいつもの癖のように、むに、とそこを指先でつまんで少し落ち込んだ。
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