茨誕生日基督の誕生日は祝うのに仏陀の誕生日は祝わないんだからみんなも大概薄情だよね

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11月14日は俺の誕生日らしい。というのもわりと最近知ったばかりで、これまでは拾われた日を誕生日としていたからイマイチそれらしい感慨も湧かなかった。
軍事施設の普段なら自分のような雑兵は入ることすら許されないお偉いさん用の応接室に通されて、莫大な相続税つきの財産と赤字で破産寸前の会社を背負わされてからそれを知ったのはだいぶ経ってからだった。自分の出自なんか興味もなかったし。
中学生になりたてのガキに会社の経営を任せるぐらい杜撰な管理体制のくせにいちいち低く見積もってきやがる大人たちと渡り合うのに必死だったせいもある。
今さら捨てられた理由なんて知りたくないなーって部分は多少なりともあった。ほんの少しだけ。でも、そんな心配は杞憂だった。

后巷低语爱情是海风拂过面庞，是潮水拍打海岸，是情人低吟浅唱。

「上午好！今天晚上在ES演唱会舞台，我们Eden要举办情人节特别演唱会哦，有空的话就来看看吧，姐姐～」
纯将印着演唱会公告的传单递给路过的行人，微微颔首，少年稚气未脱的脸上露出略带几分野性的微笑，瞬间俘获众多不管是年轻的还是年长的女性们的芳心，心甘情愿地接下传单，不再好意思让它进入垃圾桶。
尽管阿日前辈三令五申「纯君！不可以做这种事，你现在是作为和我一个组合开展偶像活动的当红偶像，不可以做发传单这种事！这样我也会连带着被看扁的啊！」
「阿日前辈……虽然你这么说，但总是依靠现有的热度而不去用心经营，也是不行的吧。而且这是茨交给我的任务哦。」

bird 「只不过想必纯君现在是忘记了吧。」
怎么会忘记，怎么敢忘记，照进深渊的那束光芒，太过刺眼，将我那双久居黑暗的眼睛晃地一片雪白。我奋力撕破将我缠绕的黑夜，奔向耀眼的阳光，终于握住了那只手，那只向我伸出的手。

额头上传来一阵钝痛，纯猛地睁开眼，将身体重新靠回椅背上。他转头看见窗外的街景飞速倒退，这才想起来他现在正坐在开往玲明学园的车上。
尽管早该习惯，但纯还是免不了一坐上轿车就昏昏欲睡。平时由于工作的原因，纯总会掐着自己的手臂强打起精神来，大概是今天的行程太过安逸，仅仅是从ES大楼到玲明学园的路程就让他睡地脑袋磕在了玻璃窗上。
“纯——君——纯君终于醒了！未免也太差劲了点吧？竟然放着我不管就自顾自地睡着了，你知道我一个人多无聊吗！”日和抱着手臂，脸颊鼓鼓的。