宅のカベについて考える。ベジータが不憫だと萌える属性です。
カカベジに至るまでを考えてみていたんだけど、ベジータがまず悟空を好きだと気づくまでに気付くのが遅いと思う。
気づくとしたら7何の間だろうし。
どんなにベジータが悟空を好きだと気がついても、1日しか帰って来ない相手に本音も言わないだろうし、知られたくないだろうし、悟られたくないだろうから完璧に気持ちも態度も隠し通すだろうなと思うけど、割と魔ベジで筒抜けだったな笑
闘うと言う方向で筒抜けだったけどやっぱりあれはベジータの一世一代の思い切った求愛だったんじゃないかと思う。このまま闘わずに老いて死んでいくよりも、戦士として死にたいって気持ちもあっただろうし、悟空があの世に一日で帰るなら思い切り闘っていく先は違えど一緒に逝きたいとか。
その望みですら踏み躙られちゃう才能の持ち主、不憫なベジータ。
脱線したので戻りますが。
カカベジが至るまでには長い道のりがあるだろうなと思うし、ベジータがそれまで完全に綺麗であるわけがないと思うので。(フリーザ軍時代とか絶対望まない行為を強要されたり)
もし悟空が好きだって夢の中で言って来たとしても拒否するだろうなと思う。
家族が居るだろうって真っ当な答えで。
好きだと思うならオレと闘えと言うだろうし。
それでも踏み込んで来たら本気で殴り飛ばす、殴り合いが始まる、体力が尽きるまでお互いに打ち合い続ける、決着つかずに二人で地に倒れ込む。
「お前とはこうして拳を交えるだけで十分だ」
って色々溜まってたものがスッキリするベジータと、やっぱり収まらない悟空がやけに満足そうなベジータの横顔を盗み見ながら、一瞬の休憩で回復したのを悟られないように上半身だけ起き上がって目を閉じているベジータに屈み込んでキスする。
キスされたベジータは驚いて重たい瞼を開くと、真上から真剣な眼差しで一瞬でも流さないって見つめる目とまともに目が合って、そらせなくなる。
「オラはやっぱりおめえに触れてみたい」
「もう触っただろ、退け」
ってあれだけ構ってちゃんした奴が、これで気持ちの整理がつくのかよ?って火を付けてしまって始まれると思うんだけど、やっぱり私的に、私のとこのカベが体を繋げるのは滅茶苦茶遅いと思う。